『ゴジラ(1954)』

先日のこと。

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川崎にある映画館で1週間だけ朝の回に上映されるんだよ、と教えていただき、
ぜひ観に行きたいのでご一緒しましょう、とお伝えしまして、
行ってまいりましたよ。

↓1954年公開の東宝映画『ゴジラ』。
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第1作『ゴジラ』を映画館で見るのはハテいつ以来だろう?と古い手帳をめくってみると、
1981年12月18日(高2の時だ)に池袋文芸地下で鑑賞したのが最後かな?と思いきや、
1982年11月28日に千代田劇場で、次いで1983年9月10日にテアトル池袋で鑑賞、とあり、
この1983年が映画館で鑑賞した最後みたい(美大1年生の時だ)。

ちなみに初めて見たのは幼稚園児の頃?(1969年頃)TV放送で、が最初じゃなかろうか。
(土曜日の午後1〜3時頃によく古い映画を放送していましたよね、たぶんその枠で)
さすがに幼少時は鑑賞した映画の記録をとることなんてなかったので曖昧な記憶ですが。

その後のベータマックスやVHS、LDやDVD、そしてTV放送で見たのも全て含めると、
もう何回(何十回?何百回?)鑑賞したやら計り知れない。
それが久しぶりに劇場の大きなスクリーンで見られるんですから、嬉しいじゃないですか。

60年も前の映画なのに、こんなにも見たくなる。
何度見ても全く飽きない、それってすごいし、またふしぎでもある。

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もうじき49歳になるっていうのに、席に着いて上映が始まるのを待つ間、
なんでこんなにワクワクそわそわドキドキするのだろう。

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ほぼデジタル化が完了した最近の映画館での上映であったので、
単にデジタルデータを映すだけだったりしたら、市販のDVDを見るのと同じですから、
デジタル上映はちょっとイヤだなぁ…と一抹の不安はあったものの、
ちゃんとフィルムプリントを使って上映してくれて、久しぶりに本物の”映画”を堪能。

コマ飛びや、たまに音声が不明瞭になるのもご愛嬌。
本物の”映画”ってのは元来そういうものですから。

デジタル化が成って以降の映画は、所詮 ”映画みたいなもの” に過ぎませんから、ねぇ。

でもって観賞後「こんなにテンポが早かったっけ?」とか「ムダなカットが一つもないね」
「あそこに恵美子さんも尾形もいたんだ…」「なぜラストで着ぐるみが使えなかったか?」
など、新たな感想や発見もあったりしつつ、ホントに心の底から楽しめました。


今さら言うまでもありませんが、1954年の『ゴジラ』は誠に素晴しい作品であり…
この1本で全てが始まり、始まった瞬間に全ては完結してしまったのだな…
結局、そういうことなのだろう、とあらためて思い至り、頷きあったのでありました。


上映が終わって、少し冷静になって、ふと思ったこと。
もし、この第1作『ゴジラ』が、公開時に大コケして興行的に大失敗であったとしたら、
その後の作品や粗製乱造されることとなる変身ヒーローたちは存在しなかったかもしれず、
そうだとしたなら、日本という国はまた違った道を歩んでいったに違いない、と。
ところが、『ゴジラ』は大ヒットを記録した。
そして、今に至る多くの観客、また多くの映画人たちの歩むべき未来を変えたのだ。


そういえば。。。

ゴジラ3 のコピー

本日、1月25日は円谷英二さんの御命日でございます。。。

合掌。

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プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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