シトロエンGSA

こんなたいへんな時ではありますが、、、
車検が切れたBXに代わって活躍中のGSAについて、少し触れておきます。

1970年にデビューしたシトロエンGS、そのトランク機能をハッチバックに進化させ、金属製バンパーを当時の新素材であった樹脂製バンパーに変更、運転席周りの操作系を一新して79年に再デビューを果たしたのがGSA。
1986年まで製造されたGSAは、つまるところGSの大規模なマイナーチェンジ版。

GSA4.jpg
↑シトロエンGSAパラス、1983年モデル。

空力性能に優れたエアロフォルムを纏った流麗なファストバックスタイルの5ドアボディ。
横幅についてはそこそこであるものの、前後方向に広く、現代の目で見ても充分なスペースを提供してくれます。
GSA5.jpg
エンジンは1299cc空冷水平対向4気筒、トランスミッションはもちろんマニュアル。

なにより個性的なのが、運転席の操作系。
GSA1.jpg
クルマのコックピットとは俄には信じ難い。
パッと見の印象は、やはり…宇宙船…でしょうか。

よくある操作レバー(ヘッドライトやウインカー、ワイパー等の)はどこにも見当たらず。
GSA2.jpg
スイッチ類は、特殊なドラム形状のサテライトスイッチに集約されております。
上部にワイパースイッチ、下部にライトスイッチ、横にウインカースイッチを配置。

いわゆるスピードメーターも、数字が刻まれたドラムがくるくると回転するボビン式。
GSA3.jpg

しばらくぶりに乗車すると「はて?どうやって操作するんだっけ?」となりますが、すぐに慣れます。パワステ装備がないので重ステであったり、エアコンがないので空調面で不便はあるものの、サンルーフ(手動)を開ければ空気の入れ替えができますし、直進性の良さや、 Hydropneumatique による快適な乗り心地、強力な油圧で制御するよく効くブレーキなどの恩恵により、今でも一流の高度なドライビングプレジャーを私たちに与えてくれます。
ベースとなっているGSのデビューから40年以上も経過しているというのに、ですよ。

地面の数cm上を滑空するような運転感覚は唯一無二の、この時代のシトロエンならでは。

すばらしいぞ。シトロエンGSA。
GSA6.jpg
(こんな感じでしょうか、Sさん?)

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR