初代ルノートゥインゴ elite

先日、アルフィスタのAさんのご好意によりトゥインゴの試乗をさせていただきました。
1997年製、eliteという名の限定車(eliteブランドとのコラボモデル)。

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全長3.425m、全幅1.63m、全高1.415m、ホイールベース2.345m、重量860kg。
以前登場したルーテシア(clio)に比べ、全長は約30cm短いものの、幅はほぼ同じ。

ちなみに現在の軽自動車のボディ規格が全長3.40m以下、全幅1.48m以下、全高2.00m以下となっていますから、ほぼ軽自動車サイズなのに、幅だけは5ナンバー車並みに広いわけで、
あれこれ縛られがちな日本の自動車業界において、今もユニークな存在なのは間違いない。

ところで日本の軽自動車規格のことで言えば、『室内広々!』を謳い文句にしている昨今の軽自動車って、ただトゥインゴの背を高くしただけじゃない?なんて思ったりもします。
リアシートを前後にスライドさせて後席足元に広大なスペースを稼ぐところなど、単にこのトゥインゴの設計思想を追随してるだけ、みたいな。あくまで私見ですけれどもね。
もっとも、トゥインゴのデザインに大きな影響を与えたのが、かつてのホンダの軽自動車、トゥデイであったことも、ここに書き添えておく必要がありますが。

それはさておき、、、
エンジンはD7F型、1,148cc 水冷4気筒のSOHC。マルチポイントインジェクションにより、最高出力 58hp@5,250rpm、最大トルク 9.3Kg@2,500rpmを発生。
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(まぁ、動力性能については有り体に言ってしょぼいですが…)

ロングホイールベースのボディに広い室内、小さめのエンジンにマニュアルミッション、
キズがついても気にしない樹脂バンパー、泣き顔か笑い顔か判らぬ表情のヘッドランプ等、往年のフランス車らしさをそのまま継承しているかのような初代ルノートゥインゴ。

eliteモデルだけの特徴として、特別色のボディカラー、かご細工みたいな柄の専用シート、リアシート背面に装着できるeliteブランドのバッグ、13inchアロイホイール、などナド…
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…ポップな出で立ちが人気を博したトゥインゴの中でも、異彩を放つシックな一台でして…

とはいえ大仰なエンブレム類などは見当たらず、ドアノブにeliteの小さなロゴがあるのみ。
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ちょっとオシャレさん。この控えめさこそ本来あるべきフランス車流儀(だと思う)。


シックといえば、イニシアルという高級モデルもありましたね、かつてのバカラに相当するグレード…なのかな?(あまり詳しくないんです)本革シートに大人びた内装デザイン…
イニシアル1 イニシアル2
…イニシアル…ワタシ好みではありませんが、さらに上ゆくシックさが魅力ざんす。


初代ルノートゥインゴは1992年のパリサロンで発表、93年モデルより販売開始。
エンジンTYPE別に見ると、92年~96年のOHVエンジン、97年~2000年のSOHCエンジン、そして2000年以降のDOHCエンジンと、3世代に分けられます。
また98年(99年モデル)からマイナーチェンジしてトゥインゴ2を名乗るようになったので、デザイン面ではここで前期・後期と分けることもできますね。
日本では1995年に正規輸入を開始し、2003年に終了しましたが、フランス本国では2007年まで販売が続き、その年に現行型の二代目にスイッチしております。

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本国で14年間も販売されたご長寿モデルだという点も、往年の仏車を彷彿とさせますなぁ。

92年デビュー時、フィリップ・プティ・ルーレ氏のイラストを広告に起用したこともあり、日本に導入された95年頃、ワタシが最も期待を寄せていたフランス車でありました。

↓プティ・ルーレ氏の手による広告。
twingoイラスト 

でもねぇ、2ドアだったし、、、
ドア4枚派のワタシとしては、当時は購入にまで至らなかったわけですが…。

あれれ、ココまで書くのにずいぶんスペースを要してしまいました。

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よって試乗記の続きはまたの機会に。
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プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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