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Bleu Versailles。

さてさて、、、


ラ・カトルジェテエル。
20190824aR.jpg
1985年製なので、フランス工場製にして我が国唯一の正規輸入業者であった
キャピタル企業が輸入したディーラー車でありますが…


そのお色はというと、カラーコード417、Bleu Versailles。
1984〜85年と87〜88年の4年間のみ採用されたお色のようです。
(カラープレート右側にある『B』は製造工場名(Billancourt)の頭文字)
プレート03R
カトルに採用されたお色はどれもチャーミングで好みなんですが、
日本で言うところの藍色に相当するBleu Versaillesは、
お淑やかで気品が感じられてまた格別なのであります。


ところで…「Bleu Versailles」…「ヴェルサイユの青」って…?…


まず私の勝手な解釈といたしましては…
マリー・アントワネット妃が愛したという矢車菊の青かなぁ…

王妃は1781年夏、お気に入りの矢車菊と真珠をデザインした食器セットを
王立セーヴル磁器製作所に注文され、翌1782年冬に納入されたそうで、
今も残るその食器には、真珠の絵柄と共に青い矢車菊の花や蕾がちらされ、
鮮やかで上品な花模様を作り出しています。
その印象的な青色からとられた高貴なお色なのではないかなぁ、なんて…
そんなことを考えると、なんだか楽しくなってまいります。
(王妃の食器は現在もヴェルサイユ宮殿に飾られているのだそうですよ)


でも実際のところ…
フランスの伝統色に、ヴェルサイユという名の青(藍色)がございまして、
単にその色名そのものなのかもしれません(…いやきっとそうだな…)。
して、その名の由来は…
仏革命の際に王党派が青い服を来てヴェルサイユ宮殿へ駆け付けたことから、
仏国王を象徴する青と結び付いてこの呼び名になった、など諸説あるようで…

また、そもそも青が仏国王を象徴するお色になった所以については…
12世紀半ば、サン・ドニ修道院の院長であったシュジェールという人が、
宝石サファイアの美しい青を神聖な光と捉えインスピレーションを得て、
それまで使用された事がなかった青色を初めて修道院のステンドグラスに用い
聖母マリアに青い光のイメージ付けをして認知させていったのだそうです。
その後12世紀末になって、この青色をフランス国王が紋章に取り入れ、
それが三色帽章を経て、今も国旗として使われる三色旗に発展したとのこと…
(ですから三色旗の青は、本来は藍色と呼ぶべき濃い青なのですよね…)


…と、なんだか長くなりましたが…


いずれにしましても高貴なお色であることは間違いなさそう。
20190824cR.jpg
我が国にも幾多の伝統色が存在しますが、
色名の由来って面白いですよねぇ…


À bientôt!
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非公開コメント

No title

素敵な青色だよね~~

No title

素敵な青色だよね~~

Re: No title

さざ波さん

コメントをいただきありがとうございます。
先日は楽しい時間を過ごさせていただきました。
どうもありがとう!
青色、ねぇ。プルシャンブルーに少しインディゴを混ぜたような?
それでもって少し黄昏色(スクラップ色?)を加味して?(笑)。
次の修理が完了したらまたお店にうかがいます!。
プロフィール

喜多村

Author:喜多村
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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