Xantia V-SX、外気温度計に謎の表示。

引き続き、暑さや天候不良に関係なく描画のお仕事に励む毎日。
まだ公に出来ない案件ですので、時期が来たらご紹介するといたしまして…


日本の夏は、我ら人間にとってはもちろんのこと…
おフランス生まれのクルマにとってもきっと暑くて辛いに違いない…と我思ウ。


Citroën Xantia V-SX。
xa20170715_03R.jpg
酷暑極まるような日には動かさないようにしておりますよ、余程の事が無い限り。
ノンストップですいすい走れるのどかな道ばかりならまだしも、ね。


さて、Xantiaにまつわる不可解な謎の一つ。
xa20170715_02 R

通常、外気温度計は温度を表示するのみ、なんですが(当たり前)…
xa20170707bR.jpg

ごく稀にこんな表示が出現しまして…
xa20170721cR.jpg
…「F4」と読めるのだが、はて…


この車輛を所有して3年10ヶ月、これまでに2回こうした表示が出現しており、
今年の7月某日、久しぶりに3回目の出現。


この表示が確かに「F4」だったとして、ヒューズ一覧表で確認するも…
配線図03R
F4はライト関係だし、故障も玉切れも起こしていないので現状問題はない。


そもそもの話、
Xantia(X1モデル)の温度計に情報表示機能なんて備わっているのだろうか?。


ディーラー工場が使用していたWIRING DIAGRAMで調べてみると、、、
配線図01
温度センサーに繋がっているだけでコンピュータは関与していないことが判る。

こっちの図でも同様。つまり…
配線図02
何かの情報を表示する機能は持ち合わせていないようなのですけれどねぇ…


この件、私の周りの識者の方々に聞いても「知らない」「気のせいじゃない?」と…
いやいや。たぶん他の車輛でも起きているんじゃなかろうか。
ただ走行中に起きる一瞬の出来事だし、すぐに通常の温度表示に切り替わるので、
気づいていないだけなんじゃないでしょうか。


本国デビューから24年も経過しており新車当時の国内ディーラーも既に無いので…
xa20170707hR.jpg
こうした謎について明快に答えてもらうことができないのはとても残念。
(答えを知っておられたとしての話ですが)

まぁでも、いろいろ考察し検証する楽しみを提供してくれるので…
xa20170707gR.jpg
Xantia(特にV-SX)は、なかなか愉快なクルマなのでありますよ、やっぱり。


おまけで…


本年5月の終わり頃、リモートコントロールキーの調子が悪くなりまして…
リモキー修理20170628hR
購入時 (てことは3年10ヶ月前) に不動状態だったのを修理 (というかメンテ) し、
その後ちゃんと機能していたものの、ここにきて時々反応しないことがあって…

原因はたぶんアレだな、と予想できたので、6月になって復旧作業に着手。
リモキー修理20170628aR
まずキーシェルを分解。

続いてココ、マイクロスイッチ。
リモキー修理20170628bR
パッと見、綺麗だし問題無さそうなんですが…いやいや。


だいぶ以前にも書いたように思うので、繰り返しになりますが、
そもそも購入時になぜリモコンキーが不動だったかと言えば、
古くなって劣化し粘土状に変質したゴムがスイッチの隙間に詰まったのが原因。


↓これが車輛購入当時のリモキーの状態。あぁ、痛ましや。
キーシェル交換02R
劣化したゴム部分が陥没しており、スイッチを押しても無反応でありました。

たぶん前オーナー氏がそれでもしつこくスイッチを押し続けたのでしょう…
キーシェル交換08RR
粘土の塊みたいなものが隙間に押し込まれたせいでスイッチが固着して、
押した状態のまま元に戻らなくなっておりました。

で、やることはひとつ。
キーシェル交換09R
要は粘土みたいなゴムを綺麗に取り除けば宜しい。
さすればスイッチのリターン機能が元に戻り復旧する、という訳。


このスイッチは一瞬しか通電しないので、故障が疑われる場合に強く押したり、
力任せにぎゅうぎゅう押し続けてみても全く無意味です。
むしろゴムが劣化していたらスイッチの隙間に余計に詰まってしまうんですね、
上記のように。


では話を戻しまして…


今回も、僅かに残存する劣化ゴムが気温の上昇により悪さをしていると判断、
針の先端を使ってマイクロスイッチの隙間を清掃。
リモキー修理20170628dR
ルーペを覗きながら行う、気の遠くなるような作業であります。
こうして肉眼では見えないほど小さな粘土質のゴムを2〜3粒撤去したら…

パイロットランプがぴかり。元通り、ちゃんと機能するようになりました。
リモキー修理20170628gR
この時代のクルマのリモコンスイッチって、とっても繊細なんですよね…


リモコンキーが効かない時は、電池の残量確認とマイクロスイッチの清掃。
基盤が生きている場合はこれが復旧への近道でしょう。
新品を買うと結構高価ですからね…。


À bientôt!

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プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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