日々是多忙也

三連休も作業場にて鋭意お仕事中。

毎日たいへん忙しく過ごしております。
特にここ2週間程は、お仕事以外に特筆すべきことはほとんどなかった。
お昼どきにXantiaを引っ張り出しランチを食べに往復するくらい、かな。

というわけで、まだまだ延々続くお仕事漬けの日々…
…とはいえ…
描きたい絵を存分に(存分以上に…!!!)描かせていただいたり…
EVANGELIONに関するマジメな研究と考察に勤しんだりと…
お仕事の中身は楽しいことばかりなんです。

まだ一般向けに公開する時期ではないものですから、
詳細はいずれ公にできる段階に至った時に、ということで、、、


ちょっと休憩中のヒトコマ。
IMG_0990R.jpg
さざ波さんが撮ってくれた。
merci beaucoup!!!


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Xantia V-SX…ハイドロリターンホース全交換。

3月になりましたが、いやぁ年初来多忙が続いてくたびれ中。
ありがたいことです。


さてと…我が方Citroën Xantiaについて、です。
xa20170305kR.jpg
(我が国独自の”エグザンティア”という呼称に馴染めず、表記はいつもXantiaとして
 おります…現地の人々に"エグザンティア"と発音しても通じませんものね…但し、
 会話の際は”エグザンティア”と発音しております。ザンティアやクサンティアでは
 我が国の人々が奇異に感じられるでしょうし…各国で異なるから厄介ですねぇ…)


えぇと、1ヶ月ほど前に…
サクションヒビ20170124aR
サクションホース先端のヒビ割れがだいぶ進行したのを確認したのは既報の通り。


その際、万一の場合にもエア噛みしないよう処置し…
サクションヒビ20170124bR
その後これがどの程度保つものかと経過を観察してきましたが…


自動車整備は転ばぬ先の杖じゃろ…と、ついに決心をし…
リタンホース20141102RR
新車以来未交換であったハイドロリターンホース類を全交換しました。


我が方Xantia V-SXに必要な部品は以下のとおり。


まず「もうないヨ!」「入手不可!」と盛んに叫ばれていたコレ。
サクションホースとオクトパスを一体成形した丈夫な作りのリターンホース。
オクトパスR
97モデル左ハンドル用のParts No.は、5270P9。
無い筈は無かろうと思い探したところ、ちゃんと正規ルートで新品を入手できた。


そしてParts No.5270P3、サスペンションからのリターン。
サスのリターンR
コレはつまり、フロントの左右からとリアの左右からの油戻りホースですね。


5270R3、5270R4、5270Y3。
ブレーキのリターンR
コレらはブレーキバルブからのリターンで…


5270R1は…
RE tube03RR
ABSユニットからの戻り。


Parts No.402350は…
パワステのリターンR
パワステからの戻りに繋がる。


コレはセキュリティバルブのとこのL字ジョイント、Parts No.は5280P5。
セキュリティバルブのL字ジョイントR
ジョイントは他にも使用されていますが、三又ジョイントは3つとも交換済みだし、
Fハイトコレクターのところはまだ柔軟さが保たれているような所見だし、しかも、
いずれFハイトコレクターはOH予定なので、そこで交換すれば良いと判断できるし、
ということで、ジョイント類はこれでひととおりOK。


あと、重要度は低いものの…
Parts No.26235229、LHMタンクのエア抜きホース。
エア抜きホースR
在庫があったので、コレも念のため入手。


そして著しい劣化により緩くなってしまったタンクキャップ、
コレも調達できたので、この機会に交換しちゃいます。
タンクキャップR
このキャップ、BXと共用部品だけれど、裏側にフィルターまで装備されており、
過度に緩むとゴミの混入を招く恐れもあるので気をつけたい部品です。


それから…5270Q8という短いホース。
5270Q8.jpg
この一本のみ在庫切れで入手不可だったんですが、
これについての顛末は最後に…


さてさて、、、


リターンホース類、、、
関連写真05RR
Xantiaならどのグレードも同じ…ではまったくなくて…

HydroとHydro active、左ハンと右ハン、ハイポンプ変更前と後、ABSの有無、
ペトロールEgかディーゼルEgか、といった違いで使用するホースが微妙に異なり、
(3L Eg搭載車 (いわゆるV6) でも一部異なるんじゃないかな、詳しくないケド)
どのグレードでも同じ1セットで済ませていたBXとはまるで状況が違っていて、
(そりゃBXの後継じゃなくて高級車たるXMの縮小版と解釈すべきクルマですから)
各仕様に該当する全てをここ日本で把握するのは、今となってはちょっと難しい。
故にオーガニ No.で検索して己の車輛に必要なパーツを見つける以外に手立てナシ。

それで、個人的に常々思っていることですが、今回もまたあらためて感じたのが…
20140718bRR.jpg
旧い欧州車に乗ろうと考えるなら左ハンドル車を選ぶのが吉、ってこと。
右ハンドル車の立ち位置は世界的に見れば超がつくほどのマイノリティであって、
元来生産台数が極めて少ないため、右ハン専用部品の供給も大いに不安定。
「無いよナイヨ」と叫ばれていたのも、こうしたことが要因でしょう。
左ハンなら右よりは安定供給が望めるので(とはいえそろそろ厳しいらしいが)。


等々…ごちゃごちゃ書いてまいりましたが、というわけで、、、
3月初頭、モダンサプライさんに依頼をしまして、ついに交換実施。


取り外したParts No.5270P9。
20170303リターンホースdR
なんだか未知なる宇宙生物?の死骸みたいですが…


新車から21年目を迎えたリターンホース諸君、これまでご苦労さまでした。
20170303リターンホースgR
一部が硬化しており、撤去の際に折れてしまった箇所もありましたが…
使用中は一度も割れたり折れたりすることなく頑張ってくれた…どうも有り難う。


で、こちら。
新しいリターンホース諸君、就任おめでとう。
リターンホース交換後20170305bR
これから永らくお世話になります。どうぞ宜しく。


最後に、、、


どこをどう探しても入手できなかった5270Q8という短いホースですが、
モダンサプライさんがお持ちの在庫部品の中に偶然見つかり、全て無事に交換完了。
20170303_5270Q8R.jpg
2年もの間、あっちやこっちをあんなに探しまわったっていうのに、
最後の最後に見つかるなんて…
こうゆう結末が用意されていたのか、と、不思議な感銘を受けました。
モダンサプライさん、どうもありがとうございました。


余談で、、、


今回タンクを降ろすついでにLHMフルードの全交換&フィルター洗浄も勿論実施。
たまに「全然交換してないヨ」というオーナー氏にお会いして驚かされますが…
リターンホース交換後20170305aR
油圧システムを良好な状態に保つのに一番簡便&安価な方法でありましょう。
Hydro active搭載車の場合は特にLHMフルードが汚れて劣化し易いので、
年に一度交換すると良いと思います。


おまけとして、、、


リターンホース全交換後、乗り心地がさらに柔らかくしなやかに変化して驚いた。
ブレーキも、以前より滑らかなタッチながら効き具合はよりシャープに感じる。
LHMを換えたから、という見方も勿論あるだろうけれど、
前回交換からまだ8ヶ月強(距離にして2,000km強) しか経っていないし、実際、
そんなに汚れていなかったので、LHM交換だけで劇的に変化したとは断言できない
のではなかろうか。

はて、ではいったい…サクションホースが新しくなったせいなのか…
硬化していたリターンホース全般に柔軟さが戻ったせいなのか…

よく判らない…のですが…ナンにしても…

こうしたところに、生き物と接しているみたいな面白さが感じられて…
そして人間であるこちらサイドの知見が試されているように感じたりもして…
xa20170305dR.jpg
90年代までのハイドロ・シトロエンは、やっぱり楽しいなぁ。。。

『日本特撮技術大全』

学習研究社から刊行されている分厚い書籍、『日本特撮技術大全』。
tokusatsuhon01.jpg
月に一度の我々の研究会 (お食事会?) の大事なメンバーでもあるUさん渾身の作。


いやこれはすごいボリュームですよ。
本当にすごい本です。


丁寧な取材によるインタビュー記事は詳細を極め、、、
tokusatsuhon03.jpg

撮影現場で撮られた貴重な写真の数々は資料として超一級品。
tokusatsuhon05.jpg


Uさんはじめ、当時の関係者の皆さん及び多彩な執筆陣の魂がこもった一冊です。
tokusatsuhon02.jpg
かつての現場の人々の極限の英知が発し続ける熱狂を、今この時代に感じてほしい。
興味がおありの方も、まったくおありでない方も、ぜひご一読されたし。


というか、、、

我々世代の日本人であれば、誰もが読んでおくべきかもナァ、とも考えます。
ボクたちワタシたちの時代は、世界的に見ても稀な時代でした。
あれほどたくさんの特撮作品が作られて(粗製濫造も確かにあったが)、
あれほどたくさんの異形の者たちが都市を蹂躙し破壊し暴れ回った国家は、
世界広しと言えど我が国だけ。

それは、言うなれば、
敗戦国として、また核の傘に守られ表面上安穏と日々過ごしてきた国としての、
当然の帰結による自然で多彩な芸術的活動であったと、そう解釈できましょうし、
だからこそ平和に対する独特の考え方、鋭い視点がそこに散見できるのであって、
そうすると…つまりそれは…

等と、いろいろ考えさせてもくれますよ。
そうして、ぜひ楽しんでみてくださいましね。


なお、初回分の特典として、、、
人気作『三大怪獣〜』と『〜ビオランテ』の復刻台本という嬉しいおまけつき。
tokusatsuhon04.jpg
これがまたすごいゾ。監督の書込み入りだゾ。
特に『三大怪獣〜』、ラストが完成作とは随分異なっていて驚きますヨ。


Uさん、おつかれさまでした!!!。
そして、どうもありがとう!!!。

プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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