ちょっとオドロイタ。

夜の気温は氷点下!なんてザラにある現在の活動拠点での今日このごろ。
過保護に思われるかもしれませんが、我が方Xantia嬢はといえば…


うわ寒い!と感じる日には、よほどの用事が無い限り動かさないようにしています。
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やっぱり寒い日には、動き出してしばらくの間は乗り心地が硬く感じる。なぜか。
スフェア内のプラダ膜(”Urepan”なるゴムとポリウレタンの混合材)が寒さで硬化
するであろうからに違いない (シリンダーの動きが渋いのもあるだろうけれども)。

しばらく走って車体が暖まれば、ハイドロの動きも普段通りしなやかになります。
とはいえ、硬い状態での始動はゴムや樹脂部分に良い影響を与えるとは思えないし、
問題なのは、こうした現象が他のホース類やブッシュ類でも起きる筈であること。

またボディに施された塗装にしても、極寒で縮こまった状態から急に暖められ膨張し、
走ってきて駐車した後はまた強烈な寒さの影響で縮こまる、を繰り返すわけで、
その度に塗膜にミクロン単位での微かな損傷が生じる様を想像することは容易です。

エンジン周りは勿論、なによりハイドロ周りの自然劣化を自ら早めたくはないし、
新車からそのままの塗装にも余計なストレスをかけたくはないなぁ。

製造後21年目を迎えたご老体には、そうした一切がやはりしんどい筈と思うわけで…
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同様に真夏の使用にも配慮しつつなるべく良い状態を長く維持していきたいナと…
我が国特有の過酷な温度変化の中、旧い欧州車の維持には少々気を遣っております。


おっとっと。
また前置きが長くなってしまいました…
ちょっとオドロイタ話は、これからです…


最近は複雑な図面と格闘し、見えない空間や見えないモノを視る能力を駆使して、
まだ誰も見た事のない未知の世界を絵にするといったお仕事に鋭意取り組み中です。
こうした描画は、とても面白くてやり甲斐のあるクリエイティヴな作業なのですが、
同時に結構くたびれもして、ひと段落するとアタマが朦朧とした感じになったり。

それで、ある日のこと…

その日も描画でちょっとくたびれ、ぼーっとしながら3階居室におりましたところ、
窓の外のバルコニーを何かが横切った気がして、でもそんな筈は無いゾ?、と。

なぜなら…3階…ですから(笑)。

昼間とはいえ、そんな場所に現れ出るのはお化けや幽霊の類いか、
つまり…仕事のし過ぎでついにイカレて在りもしない幻覚でも見たか?なんて。

おいおいスティーヴン・キング氏の小説の読み過ぎじゃないか?等と自嘲しつつ…


おや?と思って窓から見やると、、、


なぜかバルコニーにネコが一匹。
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これにはちょっとオドロイタ。一体どこから入って来たのだろう????


それで、しばし仲良く遊んであげた(遊んでもらったのは私の方か?)のですが、
そのうちにミャァミャァ鳴きながら部屋に入ってこようとしはじめたので、
”こりゃぁ餌を欲しがっているな…”と察して、、、


ゴメンして窓を閉めました。
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無責任に餌付けをすることの意味を、私は充分承知しているつもりですので。


それで”バイバイ、シーユー”とお別れしたあと、じきにネコはいなくなりましたが…
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3階バルコニーなんかにどこから入ったかという疑問は解消されぬままであります…


いやはや、オドロイタ。

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La musique en voiture

Citroën Xantia V-SXが我が方陣営に加わって四年目に突入。


運転中は、以前取り付けたSONY製のCDチェンジャーが大活躍…なんですが…
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でも実は、最初の二年間は車内でほとんどCDを聴く事はなかったのデス。


まだ、東京 渋谷のマンションで活動していた時期。
物騒なモノ言いですが、腰に危険な爆弾を抱えている我が身を案じて、
Xantiaの一年目は、一回の運転時間を15分以内と決めておりました。
二年目になり徐々に回復傾向となってからは、一回の運転を30分程度に延長。

現在の活動拠点に移転し腰痛にかなりの改善が見られるようになってからは、
一回の運転時間は推奨1時間半程度、MAX2時間以内としています。
つまり片道2時間の距離まではXantiaで出かけることができるように。

腰を痛めた当初の足車はMT&パワステ無のAX14TRSだったこともあってか、
たった5分運転しても右足と股関節あたりがビリビリ痛んできたものでしたが、
苦労の甲斐あって、2時間近く走ってもさほど影響が無いところまで回復。
AT&Hydro-active ll 仕様のXantia V-SXのおかげ…でもあるのでしょうが…
よくもまぁここまで…と、これまでの道のりを思うと我ながら感慨深い。

それで、やっぱり最初の頃のように5分とか15分しか乗れないと、
車内で音楽なんか聴くよりも、運転中の他の大事なこと、たとえば…
エンジンが健康であるか、サスペンションの動きはスムーズであるか、
プレッシャーレギュレータの作動間隔は正常かなど諸々の音に耳を傾けて、
小さな音を聞き取ることに注力して運転を楽しむべき、と私は思うのです。

でもね、1時間半とか2時間の運転が可能となれば、やはり音楽を楽しみたい。


と、ここまで、いつものように前置きが長い。
さて本題です。
Xantiaの車内で、最近どんな音楽を楽しんでいるか、というお話…


たとえば、とある冬の昼日中であれば…
フランス・ギャルちゃん。
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私よりずっと年上さんですが、60年代に限っていえば今の私より遥かに年下さん。
なので、ここはギャルちゃんと呼ばせていただきとうございます。


現在、私にとって何度目かのリバイバル中。
アニー・フィリップ嬢もシャンタル・ゴヤ嬢も勿論良いのだけれど、
昼間の車中で聴くなら、ここ最近はフランス・ギャルちゃんが一番ゴキゲン。
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↑1992年にリリースされた、彼女の四枚組ベスト盤。
かれこれ二十年以上も愛聴していることになるから驚き。


うーん、あんまりご存じない皆さんにはどうご紹介すべきか…
我が国では、大ヒットした『夢みるシャンソン人形』が最も有名…かな。
(原題Poupée de cire, poupée de son)

”ぼろくずみたいな人形たちを前にして自虐的に歌う哀しいお人形さんの歌…”

この曲に限らず、シニカルで自嘲的な歌詞が意外に多いことに気づかされるのが、
フランス・ギャルちゃんの楽曲の数々。
それもそのはず(…か?)…


言葉遊びやダブルミーニングを愛好した事で名高きセルジュ・ゲンズブール氏が
彼女に多くの楽曲を提供しているので然も有りなんといったところでしょうか。
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そこらへんのセンスはPerfumeの初期の楽曲にも重なると私は思っていますが…


そのゲンズブールさんが、かつてこんな風に仰っていたようですよ…
「すごいよ、彼女は音を外さないで正確に歌えるんだ」
いやいや…そんな言い回しであったかどうかはともかく…
ふわふわした白日夢の様なかわいらしい歌声に惑わされがちだけれど、
「彼女は音を外さない」との指摘を念頭にじっくり聴いてみると、
わざとずらしたりふざけて歌うように演出された一部の曲を除いて、
彼女の歌はたしかに正確で、音を外さない。
フランス・ギャルという女の子が身につけていた歌唱力のレベルの高さを、
何百回?と聴き込んでみて今さらながら強く感じ大いに感心している次第。


それは喩えるなら、、、
ワンダサレジイナ
音が外れることが味わいであり個性であったとも言えるワンダ・サーさんに対する、
決して音を外さず熱唱なさるエリス・レジーナさん、みたいな感じか。
ん?…喩えとしてはちょっと、いやだいぶオカシイですか…


戻りまして、このベスト盤…なにしろ四枚組ですから、
1963年から68年にかけて発表された彼女の楽曲をなんと66曲も収録。
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全盛期のほとんどの曲が網羅されていると言ってよさそうなわけですが…
うーん…私が大好きな『Zozoi』が入ってないじゃないか…その点だけが残念…
『Zozoi』だけ他のアルバムから持ってこなきゃなりませんからねぇ…


では、冬の夜なんかはさていかがであるか…
というわけでもう1枚。


夜にぴったしなのは、たとえば、アラン・ルプレストさんのアルバム。
私が日本国内盤を購入したのは2003年でしたが、アルバムの制作時期は1992年。
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で、2003年当時は何度か聴いた程度で、深く聴き込むことはありませんでした。
理由は、その頃の私にはまだ早かった…と申しましょうか…
アコーディオンで伴奏されているリシャール・ガリアーノさんの奏でられる音が、
十数年前の私にはちょっと枯れ過ぎ、シブ過ぎに感じられたのですよね…


そりゃなんたってサラヴァレーベルですもんね。。。
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でも、私も春には53歳ですし、そろそろ丁度いい感じに聴ける年頃になった、と、
そういうわけなんですよね。
夜だけでなく雨天や曇天の日にも相性良く、これも最近お気に入りの1枚です。


そうだ。
↓これら、忘却の彼方にうっかり置き忘れたままになっていたCDたち…
いろいろシィデイィ
こういうのがもっと大量にありまして…


2000年前後あたりに購入したこれらのCDを実はあまり詳細には記憶しておらず、
こんなの買ったっけ?とか、こんな曲聴いた覚えがないが?といった調子で、
かつて購入したCDたちと新鮮な気分でお付き合いをしている昨今です。
この行動をあえて言うなら、あらためて楽曲たちと出会う喜び溢れる機会であり、
すっかり忘れていた以前の自分自身と照れながら向き合う瞬間でもあるので、
こうした体験も稀なもので、なかなかエキサイティングでもあって楽しめます。


あー、なんだかとりとめのない感じになってまいりました…
そろそろこのへんで。


À bientôt!

Bonne Année 2017

遅まきながら…

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧賜り誠にありがとうございました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2016年は、先々を見据えた腰椎(と頸椎)に関するリハビリ生活との位置付けで、
年初に活動拠点を東京郊外へと移し、日々過ごしてまいりました。
その成果は低く見積もっていた当初予想を超えて、なかなか良好な状態にまで回復。
とはいえまだまだ道半ば、うっかり調子づけば元の木阿弥となろうことは必至。
故に2017年もこれを継続しつつ昨年同様ぼちぼちとマイペースでまいる所存です。



年始早々、東京は穏やかな晴天が続いて助かりましたね…
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でもいささか度が過ぎて、このあとがキツそう、です…



我が方から都心へ向かういくつかのルートの一つ、
その沿道にある↓この建物がいつも気になる。
逆台形R
ここのトピックは、懐かしいレトロな赤い郵便ポスト…ではなくて…
なぜ建物自体が「逆台形」なのか?、にあります。
壁面にも窓にもわざわざ傾斜角を付けて建てたのはいったい何の為か?
科特隊基地を想起させもするこのシルエット、前を通る度に思考を巡らせますが、
謎は深まるばかりです(笑)。



本来の我が地元である渋谷駅周辺ではカウントダウン演出というのがあったそうで…
ここがハチ公前の交差点ですよっていう画像を見つけたのだが、 これがスゴすぎ。
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↑なんじゃこれ??(笑)…いったい何人おるんじゃ??
それでカウントダウンでは街頭ビジョンを用いて綾瀬はるかちゃんや北島康介さん、
きゃりーぱみゅぱみゅちゃん、例の都知事らが映像メッセージを送ったそうな。
はるかちゃんときゃりーちゃん…その様子だけは見たかったなぁ。



話題変わって、、、
某所で見かけた『Renault 4』風のスズキ ラパン。現車を間近に見るのは初めて。
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エアロパーツ及びドレスアップの専門店DAMD Incの後付けパーツ装着車ですな。
色も良いが、この手の車輛としては悪くない出来で、お顔は見事に化け果せてます。

ただし、後ろから見るとお里が知れて…うーん、ちょっとがっかり…なんですが…
4風03R
そもそもボディ形状が異なるので、こればかりは仕方ありませんよねぇ…

前に戻り、厚化粧が成功しているのはボンネットを上手く再現していることに加え、
本国Renault社の純正部品をフンダンに使用していることによるわけで…
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それでいくとお顔が見事なのは当たり前といえば当たり前。

菱形マーカーもちゃっかり使って…熱心なキャトル愛好家諸氏はこれをどう見るか…
4風05R
Citroën Dyaneのウインカーを流用したALPINE A110を見るような気持ちかなぁ…
その程度であればよいのですけれども…

で、お客さんからクレームがあったのかどうなのか私は存じませんが、
Renault社純正フロントグリルのメッキ部分の仕上げが雑なんですゴメンナサイと、
そうアナウンスされているんですね、なんの為の仮装なのか?…ちょっと哀しい…
でも、コレに乗る人がオリジナルの『Renault 4』にも興味を抱いてくれたとして、
そうした人がキャトルオーナーとなられて、旧い仏車を愛好する人が増えたなら…
なんてイメージを頭で描いてみたりすると、ちょっぴり幸福な気分に浸れますね。



キャトル繋がりでご紹介するのはおしゃれで便利なトートバッグ。
シンプルなデザインが素敵、東京 大田区のアウトレーヴさんで購入しました。
ばっぐ201612
かわいいけど媚びてないこの図柄、旧いフランス車好きなら瞬時にお判りになる筈。
そう、デザイナーは『Renault 4』のオーナーさんなんですって。成る程、ですね。
他にもキャトルをヒントにした異なるデザインのトートが用意されていましたよ。
気になる方、ぜひアウトレーヴさんでお買い求めくださいましね。



最後はルノー繋がりで、近所の整備工場に入庫していたコレ。
どうやら、我が方の割と近隣で活躍しているゴト車のようです。
renaultban.jpg
Citroën Hはもちろん魅力的だけれど、Renaultの旧いバンもいいですよね。
都会的ではない純朴な味わいがあって。。。



心の宿ったホンモノを知る、そして愛でる、そんな人が増えたらイィなぁ…
なんてことを新年早々思ってしまいマシタ。



こんな感じで(?)2017年もゆっくりスタート。
xa20161223dR.jpg
皆さまが素敵な1年をお過ごしになれますよう、
心より祈念いたしております…


À bientôt!

プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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