2016年最後はベルギー製の黒電話についてのお話。
年末のスケジュールがぽっかり空いた…
と思ったら急遽マンガのお仕事のご依頼をいただき、
ラフ原稿を描き上げ提出したところで年内の作業は終了。
これが今年の仕事納め。
プロデューサーTさん、どうもありがとうございました。
さて、、、
我が方の部屋の片隅でほこりを被ったまま放置されていた↓コレ。

ベルギー製アンティークの黒電話、もちろん本物です。
懐かしい日本製とはずいぶん異なり、よく見ればたいへん味のある個性的な形。
用途なく長年ほったらかしのこの黒電話…
先日、さざ波さんのWOKレストランのディスプレイにいかが?というお話をして、
それじゃってことで実際に使ってもらうべくお渡しの準備に取りかかることに。
はて、お渡しの準備とは?…
はい、この黒電話、
ダイヤル部分に何かラベル状のものが付いていた筈なのに欠品中でメカが剥き出し。

このままじゃぁちょっとね、と思ったわけで、
ディスプレイとして使ってもらう前にここのラベルをなんとかせねばなりませぬ。
ベルギーが仏語圏ということもあるが、むしろフランスで使われていたとの想定で…

実際にフランスで使用されていた電話機を参考に、レプリカラベルを作成する。
これを粗目の画用紙(水彩紙ね)に印刷。

次いでセンターにネジ穴を穿つ。
ネジを仮装着してみると…

おお、良い感じではないか。
しかし問題が一つ。
ダイヤルをよく見ると、メカの部分が4mmほど飛び出して邪魔している。

なぜこんな設計になっているかは、欠品中のこの部分のパーツに答えがありそう。
でもそのパーツは無いから判らないし、そんなことよりこの段差をなんとかしたい。
そこで、こんなゴム製のワッシャーを使って高さ調整を行います。

ちょっと強めにネジを締めれば、ゴムの反力により上手く固定できる筈。
ワッシャーごと共締め。

締め過ぎないよう注意が必要。
装着完了。イメージ通りの出来具合…なのだが…

…新品みたいな画用紙の綺麗さ加減がちょっと興ざめなので、
このあと使い古した感じに(アンティーク調に)軽く汚しをかけてめでたく完成。
全体像。おお、おお、なるほど、良い感じではないか。

ちなみに表面はざっと拭き掃除してあるので、大丈夫ですよ、さざ波さん。
(綺麗にし過ぎるとレトロな雰囲気を壊してしまうので、あくまでざっとですが…)
そして年末のある日の午後、
ランチをいただきに東京 武蔵村山市 伊奈平にあるWOKレストランへ。

その際、オーナーのさざ波さんにベルギーの黒電話をお披露目。
そしたらさざ波さん、さっそく店内に飾ってくれた。

この位置にレトロな電話機があればなぁ…と、ずっと勝手に思っておりましたので、
うむうむ、いい感じ、と何度も頷いてしまいました。
アンティークの黒電話、ディスプレイとしてお役に立てたとしたら幸いです。
外観は南欧のお洒落なプチホテル風、ならばイタリアンかフレンチか?と思いきや、
こってりしてないお味でおいしい中華料理を楽しめるWOKレストラン。

皆さま、WOKレストランへお出かけの際は…
ベルギー製の黒電話がどこに飾ってあるか、ぜひついでに探してみて下さいませ。
WOKレストランのHPはこちら↓。
http://www.geocities.jp/wokrestaurant/
注:12/30~1/4までの期間はお休みです。
ではデハこれにて本年はおしまいです。
2016年もご愛顧賜り誠にありがとうございました。

皆々様、良いお年をお迎えくださいませ。。。
と、、、こんな感じで終ろうとしたところへ訃報が飛び込んできた。
『歌手のPierre Barouhさん、2016年12月28日パリの病院で死去。82歳。』
だれ?という御仁は映画『男と女』のテーマ曲を思い出してくださいまし。
フランシス・レイさんご作曲のシャバダバダ…のあの歌です。
そしてアンヌの亡き夫役、あのお姿、飾らない笑顔を、思い出してくださいまし。
合掌。
と思ったら急遽マンガのお仕事のご依頼をいただき、
ラフ原稿を描き上げ提出したところで年内の作業は終了。
これが今年の仕事納め。
プロデューサーTさん、どうもありがとうございました。
さて、、、
我が方の部屋の片隅でほこりを被ったまま放置されていた↓コレ。

ベルギー製アンティークの黒電話、もちろん本物です。
懐かしい日本製とはずいぶん異なり、よく見ればたいへん味のある個性的な形。
用途なく長年ほったらかしのこの黒電話…
先日、さざ波さんのWOKレストランのディスプレイにいかが?というお話をして、
それじゃってことで実際に使ってもらうべくお渡しの準備に取りかかることに。
はて、お渡しの準備とは?…
はい、この黒電話、
ダイヤル部分に何かラベル状のものが付いていた筈なのに欠品中でメカが剥き出し。

このままじゃぁちょっとね、と思ったわけで、
ディスプレイとして使ってもらう前にここのラベルをなんとかせねばなりませぬ。
ベルギーが仏語圏ということもあるが、むしろフランスで使われていたとの想定で…

実際にフランスで使用されていた電話機を参考に、レプリカラベルを作成する。
これを粗目の画用紙(水彩紙ね)に印刷。

次いでセンターにネジ穴を穿つ。
ネジを仮装着してみると…

おお、良い感じではないか。
しかし問題が一つ。
ダイヤルをよく見ると、メカの部分が4mmほど飛び出して邪魔している。

なぜこんな設計になっているかは、欠品中のこの部分のパーツに答えがありそう。
でもそのパーツは無いから判らないし、そんなことよりこの段差をなんとかしたい。
そこで、こんなゴム製のワッシャーを使って高さ調整を行います。

ちょっと強めにネジを締めれば、ゴムの反力により上手く固定できる筈。
ワッシャーごと共締め。

締め過ぎないよう注意が必要。
装着完了。イメージ通りの出来具合…なのだが…

…新品みたいな画用紙の綺麗さ加減がちょっと興ざめなので、
このあと使い古した感じに(アンティーク調に)軽く汚しをかけてめでたく完成。
全体像。おお、おお、なるほど、良い感じではないか。

ちなみに表面はざっと拭き掃除してあるので、大丈夫ですよ、さざ波さん。
(綺麗にし過ぎるとレトロな雰囲気を壊してしまうので、あくまでざっとですが…)
そして年末のある日の午後、
ランチをいただきに東京 武蔵村山市 伊奈平にあるWOKレストランへ。

その際、オーナーのさざ波さんにベルギーの黒電話をお披露目。
そしたらさざ波さん、さっそく店内に飾ってくれた。

この位置にレトロな電話機があればなぁ…と、ずっと勝手に思っておりましたので、
うむうむ、いい感じ、と何度も頷いてしまいました。
アンティークの黒電話、ディスプレイとしてお役に立てたとしたら幸いです。
外観は南欧のお洒落なプチホテル風、ならばイタリアンかフレンチか?と思いきや、
こってりしてないお味でおいしい中華料理を楽しめるWOKレストラン。

皆さま、WOKレストランへお出かけの際は…
ベルギー製の黒電話がどこに飾ってあるか、ぜひついでに探してみて下さいませ。
WOKレストランのHPはこちら↓。
http://www.geocities.jp/wokrestaurant/
注:12/30~1/4までの期間はお休みです。
ではデハこれにて本年はおしまいです。
2016年もご愛顧賜り誠にありがとうございました。

皆々様、良いお年をお迎えくださいませ。。。
と、、、こんな感じで終ろうとしたところへ訃報が飛び込んできた。
『歌手のPierre Barouhさん、2016年12月28日パリの病院で死去。82歳。』
だれ?という御仁は映画『男と女』のテーマ曲を思い出してくださいまし。
フランシス・レイさんご作曲のシャバダバダ…のあの歌です。
そしてアンヌの亡き夫役、あのお姿、飾らない笑顔を、思い出してくださいまし。
合掌。
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