一つ夢が叶った…と言っていいかもしれない。

福音館書店刊『わに』(1969 著者:ハーバート・S・ジム 訳者:須之部淑男)
わに2
かなり専門的といっていいこの科学教育絵本…たしか私が幼稚園の年長さんだった頃、
両親から誕生日のお祝いに貰ったように記憶しています。


小学校就学前の児童には少し内容が難しいけれども、私のお気に入りの一冊で、
他の数冊の本と共に生き物や自然科学への興味を根付かせてくれた良書です。
近年は、大事な書籍を収めた書棚の奥へ仕舞い込んだままになっておりましたが…


さて、この本に登場するイリエワニ。
わに3
中央やや上に描かれている大きなワニがそうですが、、、


つい先日、お仕事の現場で、このイリエワニと対面しました。
鋭い顎で骨ごとバリバリ噛み砕かれるとか太い尾の一撃で即死するに違いないといった、
有り得ない筈の恐ろしいイメージが瞬時に浮かぶほど、なにしろ相手は巨大なのです。

これこそネットで得たアタマデッカチな似非知識とは違う、まさにリアルな衝撃。

この種の現場で相手に恐怖を感じるのは、十数年前に対峙したスマトラトラの時以来で、
心の平静を保つのに1分程かかり(笑)、次いでこの本のことが頭に浮かんできました。

面白いもので、「イリエワニはナイルワニと並んで最大級の種である」とか、
ワニの独特な目や歯や鱗の形状、生態など本に書いてあったことが次々に思い出されて…


”…うわ…もしかしたら今この状況は幼少期の私が抱いていた夢だったかもしれない…
…もしかしたら、今まさにその夢が叶った瞬間かもしれない…”


などといった魔法の呪文みたいな意識が己の血や肉の奥深いところから溢れ出てきて、
そのことを誰にも気づかれないよう気遣いながら、心の中で密かに小躍りしたのでした。


このような貴重な機会を与えてくださった教授に感謝するとともに、、、


こうした本を買い与えて私向きの教育を施してくれた亡き両親にも、
わに1
深く謝意を伝えたいと思うのでした。。。


おお、そういえば、、、
もう20年以上前だろうか、とある現場で須之部さんとご一緒したのだけれど、
その時はこの本の翻訳をされた方だとはまったく存じませんで…
もしあの時に気づいていれば、須之部さんにもお礼を申し上げたかったなぁ…


それで、、、


実は、この本『わに』のあるページにこんなことが書かれているんですが…
わに4
「イリエワニは(中略)時に陸からはるかはなれた海のまん中で見つかることもあります」

…これ、ほんとかなぁ…
こんど教授に質問してみようっと。


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Peugeot 104(coupéじゃないほうの)。

先週、東京 大田区のアウトレーヴさんへうかがったところ、、、


N.Aさんが私の写真を撮ってくださいました。
IMG_0652RR.jpg
ちなみに…私のうしろに写っている色彩豊かな絵画はN.Aさんが描かれた作品です。
N.Aさん、スペインやフランスの名だたる絵画展に入選するほどの、
素晴しいセンスと稀なる心の豊かさをお持ちです。


さて、私が座らせていただいたこの青いクルマはPeugeot 104。
IMG_0648R.jpg
Citroën LNのベースとなったcoupéではなくて、珍しい4ドアBerlinのほう。
奥の並びはCitroën Dyane 6、こちらも珍しい英国仕様の右ハンドル。


たぶん日本にこれ一台きりなんじゃないかな…と我思う。
で、Dyane 6の方はすでに売約済みなのだそうですけれど、
104はまだ間に合う (たぶん) ので、興味がおありの御仁はぜひお店で実車をご覧あれ。
想像するより広い車内にソファみたいなシートを設えたシンプルな佇まいが宜しい104、
Peugeotですから飾り気のない実用車ではありますが、足回りはソフトでしなやか。
かつてのフランス車らしさをじんわり堪能できる、今や希少な味わい深い一台ですよ。


アウトレーヴさん、貴重な体験をさせていただきどうもありがとうございました。
あ、Godiegoの珍しいLP、次回は忘れずに持っていきます!(笑)。

プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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