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乗り出しメンテナンス その1

Citroën Xantia V-SX について。
だいぶ経ちましたが、1月某日のこと。

昨年末に油圧系システムがおおむね安心なレベルにまで改善できたので、、、


たぶんこれまで手つかずであろう他の部分にも手を入れちゃおう、と思ったわけです。
xan_20140118aR.jpg
(手前、修理屋さんではないんですけれども、ね)


まずはタイミングベルト&ウォーターポンプ等の定番一式、でありますが、
36,000km時に前オーナー氏による交換履歴アリ。


それからまだ5,000kmしか走行していない状態なので、、、
三点セット交換02R
当分交換の必要ナシと判断。



となれば、お次はこれまた定番の乗り出し三点セット。
20140205メンテナンス01R
(ずいぶん安価に買える時代になったんですね、とても助かります)



↓まずエアクリーナエレメント、外してみると…
20140205メンテナンス19R
見える側はそんなに汚れていないので、まだダイジョブと思ったんでしょうかね。

でも裏側(つまり仕事をしている側)は真っ黒。
20140205メンテナンス03R
こりゃおそらく一度も換えてないな…。

こちら新品のエレメント、さすがに綺麗。
20140205メンテナンス04R
私見ですが、真っ黒になってから交換したんでは遅いと思うんですよ、えぇ。

ではさっそく取付け。
20140205メンテナンス06R
手元が狭過ぎてマイナスネジを回すのにかなり往生しますが、どうにか完了。



↓続いて点火プラグ。
20140205メンテナンス10R
取付け角度が斜めなので、これまた回し辛いんですな…。

外したプラグ…
20140205メンテナンス09R
うわ。これも新車から換えてないんじゃなかろうか…。

ちなみに私はイリジウム等の高性能プラグは使わない派です。
20140205メンテナンス11R
安価なプラグを使って早めに交換、な主義。

新旧プラグの比較。
20140205メンテナンス07R
言わずもがな。



↓それから、プラグコード。
20140205メンテナンス12R
大事な部分ですから、我が日本が誇る永井電子製を奢っちゃいます。

点火の順番に注意しつつ装着、完了。
20140205メンテナンス15R
見た目がちょっとハデでナンですけれども…。

↓こちら、これまでがんばってくれたプラグコード。
20140205メンテナンス17R
まだイケル?とも思ったものの、触ってみればだいぶ堅くなっていることに気づきます。
長い間ご苦労さま。ありがとう。



以上三点セット、やはり早めの交換が肝要でありましょう。
このXantiaの場合、新車から16年以上経過してますからなおさらです。



↓ついでに、ISCバルブを外して汚れ具合をチェック。
ICSバルブ清掃03R
バルブ…と呼ばれるけど、これ単体は所謂ステッパーモータであります。

ココが汚れ易くて、カーボンが不着しアイドリングを維持できなくなるケースが多い。
いちおう汚れていた場合を想定し、コンビニ袋を敷いてから外したんですが…
全然汚れていない車輛もあるのだそうで、この車輛の場合もキレイな状態でした。
せっかく外したので、さらにウエスでフキフキして戻すことに。

ちなみに右ハンドル車だとスロットルケーブルが真上を跨ぐため脱着し辛いんですが、
ICSバルブ清掃01R
このコは左ハンドルですからISCバルブの整備性は至って良好、つまり、らくちん。

私が普通自動車運転免許皆伝以来の輸入車左ハンドル支持派であり続けるのは、
こんなトコロも理由だったりします。


こうしたすべての労苦がフランス製中古車を愛でる喜びに直結するのであります。
お金はなるべくかけず、手間暇はなるべくかけて、引き続き良い状態に戻してゆきます。


とりあえずこんな感じで、その1、おしまい。

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TB2、現場に到着。

あれは暑かった昨年夏の終わり頃、、、


↓所定のハガキに応募券を貼って送ったのであります。
応募券


すると。。。


↓本年1月下旬になって、ようやく届いたのであります。
TB2_20140127a.jpg


箱の中身は、、、
TB2_20140127b.jpg


↓サンダーバード2号。
TB2_20140127c.jpg
1/400スケールモデルでございます。


応募を9月末に締め切り、もれなくもらえる筈の景品の配達が翌年1月とはこれ如何に?。
なんでも応募が殺到したため在庫切れとなり、あらためて再生産したのだとか。
どうゆうこっちゃ?とも思うが、ともあれ4ヶ月も待った甲斐がありました。


ふむふむ、なかなかのプロポーションではないか。
TB2_20140127d.jpg


救助装備の中でおそらく一番人気のジェットモグラタンクと、、、
TB2_20140127f.jpg
コンテナ昇降時に使う4本の脚が別パーツとして付属します。


脚は金属製で、このように伸縮可能。
TB2_20140127g.jpg
すんごい。私のちいさい頃には考えられなかった超弩級の工作精度。


で、まぁ、ホントのところ遊んでるバヤイぢゃないのだけれど、
やっぱりやりたい!ので、、、


ちょっとだけジオラマ遊びをしてみる。
TB2_20140127e.jpg
使用したのはアメリカ・オーロラ社の恐竜キット『トリケラトプス』のディスプレイ台。


脚を組み立てて、コンテナを降ろした状態を再現。
TB2_20140127h.jpg


こんな感じ。
TB2_20140127i.jpg
いやいや、違うな。もっと視点を下げなくちゃ…


そうそう、ローアングルで、いい感じ。
TB2_20140127j.jpg


続いて、コンテナの扉をオープン。
TB2_20140127k.jpg


ががががが…中からジェットモグラタンクが出動。
TB2_20140127l.jpg


うーん、いいねぇ(笑)。
TB2_20140127m.jpg


ふと、子供に向け作られた幾多のSF、特撮、或いはアニメ番組を振り返ってみれば…
汚い言葉で相手を罵りとっちめる事だけを軽薄に描いた戦争ごっこみたいな作品は多い。
そんな中、男の子たちに大人気のサンダーバード2号は殺人兵器でも破壊兵器でもない。
あくまで人命救助に特化した特殊車輛を運ぶ未来のトランスポーターであります。
戦車や戦闘機や軍艦や鉄砲といった武器や兵器ではないのに世界中の男の子を魅了する、
それはいったい何故か。
お時間が許すようでしたらば、皆さんもちょっとお考えくださいまし。。。


ちなみに背後から見ると、、、
TB2_20140127n.jpg
違う違う、もっと視点を下げなくちゃ…


そうそう、いい感じ。
TB2_20140127o.jpg
わはは。楽しい。


ところで、バージルはちゃんと操縦しているのだろうか?と覗いてみると、、、


コクピットはからっぽ。
TB2_20140127p.jpg
中には誰もいなかった。


よろしいんじゃないでしょうか。
こういうモデルに乗組員がいたりすると、一気にお子さん向けの玩具と化しますからね。
ん?…どう取り繕ってみても、おもちゃであることに変わりはないか(笑)。

XMのステアリングホイールを装着。

上記の件…
過去にAXやBXでも似たような記事があったような…。

XMステアリング×3bR


1月某日、、、


Xantiaのステアリングホイールを…
xan to xm 交換00RR


XM用の1本スポークに交換しました。
装着後01RR
いやはや。いやはや。


Xantiaの場合は、AXやBXと違ってなかなかたいへん。
なにしろ取付けボスが違い過ぎて、そのままでは付けられない。


というわけで、、、


5ヶ月前から構想を練り始め、実測データを蓄積し、あらゆる可能性を模索。
お昼休みに片手間ながら図面を描き、外出ついでに諸店舗を回り使えそうな材料を吟味し、
ようやく辿り着いた『これならイケル』という方法に従い、必要な部品を設計しました。


なんといってもこの計画のキモは、次の二点に尽きます。
 ◆ 極力お金をかけず、作業はすべて自分で行うこと。
 ◆ 無茶な改造はせず、戻そうと思えばすぐ元の状態に戻せるようにすること。
車輛本体はもちろんのこと、使用するXMのハンドルも、また元通りXMで使えるように…


・・・で、難儀だった複雑怪奇な作業工程はすべて省略しまして・・・


とりあえずリモコンスイッチのないパッドに黒エンブレムを装着。
xan to xm 交換07RRR
ここまで計画通りにうまく事を運ぶことができ、ようやく安堵した瞬間です。


こんな風に端折って記事にすると、いとも簡単に作業が進んだかのように見えますが、
私にとって本計画の難易度は過去最高レベル。
ホントに艱難辛苦の連続でございましたよとほほ。


えーと、それで、ざっとインプレッション。


まず見た目は…
長期に渡って綿密に計画し、完成時の様子を何度も脳裏にイメージしてきたせいか、
感激とか驚きといったものは意外にも全くありません。
むしろ、本来あるべき姿に戻すことができて安堵した、というのが率直な感想です。
ステアリングコラムシュラウドの意匠との連続性に欠ける点はちょっと残念ですが、
全体として見た内装デザインとのマッチングの良さに、ついつい目尻も下がりぎみ。


で、運転してみると…
思ったとおり圧迫感がなくなり、視界も悠々広々。
なにより、予想以上にハンドルが軽くなったのが嬉しい誤算。
計測してはおりませんが、エアバッグユニットは1.5〜2kg位あるとかないとか。
そのためか走りの軽快感が増し、鼻先が右へ左へ思い通りにすいすい向きを変えます。
また約20mm手元に近くなったので、良好なドラポジを取ることができるのもマル。
同時に体重が背面方向に分散するため、余計に手元が軽く感じられるようです。


とまぁ、私には良い事尽くめ。
装着後02RR
難点があるとすれば…コラムレバー類が少々手元から遠くなった事くらいでしょうか。


Citroën Xantia…思い起こせば、、、


1986年に開発がスタートした時点で1本スポークの採用が検討されていたのは有名な話…
スケッチ01R

このように、実際に試作が行われてもおりました。
xanpro_abR.jpg


XMデビュー前夜ともいえる1988年の段階でも、いくつものデザイン画や、、、
スケッチ02R

実物大モックアップによって、1本スポークの検討は続いていたのです。
モック01R

↓この時点ですでに市販型Xantiaと大差ない内装デザイン、そこに1本スポークが鎮座。
モック02R
(スポークが7時30分付近に位置するのはDSやami6に範を取ってのことでしょう)


ところが、ZX以降のブランド意匠変更、それにエアバッグ搭載を考慮する動きもあってか、
1本スポークは不採用となる結果に。。。


そんなXantia開発ヒストリーに思いを馳せつつ、、、


おそらくこうした姿こそが開発スタッフの目指したXantiaの理想像だったのではないかと、
装着後01RRR
私はそう勝手に解釈し、ただただ一人悦に入っておるわけです。
たぶん、この軽さがXantiaに躾けられた本来のハンドリング性能なのだろうなぁ。。。


さて、まだまだ続きがあって、あれこれ処置をしなければならず、、、


ステアリングコラムシュラウドを取り外して作業を継続します。
コラムシュラウド外し02R
ふむふむこういう構造なのねということが判って楽しい。

そういえばシュラウドの色、XMのハンドルと色合わせをしないといけませぬ。
シュラウド色合わせR
黒っぽく見えるけれど、Xantiaは濃いグレー(年式によって多少の差異アリ)。

それから、ステアリングリモコンスイッチをXantiaでも使えるように。
XMリモコンスイッチR
おおむね解析は終わっているので、暇ができたらトライしてみる予定。


と、慌ただしい日々の合間を縫うようにして、作業はのんびり継続しております。


そういえば、、、
カーグラフィック誌(1993年5月号)の特集記事で初めてXantiaの写真を目にした時、
「XMの1本スポークを付けたら良くなるのに」と強く思ってしまったのだっけ。
あれから二十年強、ここにようやくその時の思いを実現することができました。


さてさて…実は他にもいろいろ計画ちぅ。
20140111c_RR.jpg
但し、実行がいつになるかはまったくもって未定でございます。


それにしてもいいクルマだな、Xantia V-SXは。。。

プロフィール

喜多村

Author:喜多村
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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