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Xantia、旅立つ。

Xantia V-SXが旅立ってゆきました。


我が陣営に加わって丸6年。
過度に故障すること無く十二分に任務を全うしてくれた。
xmtoxa01.jpg
愉しくも緊張感のある、知的な冒険に満ちた日々を過ごさせてくれた事に、
あらためて、深謝。


旅立ちに際し…


付け替えていたXM用のステアリングホイールを…
xmtoxa02.jpg

本来のエアバッグ付き純正品に戻します…
xa20190226bR.jpg

エアバッグを復帰させる為に…
xmtoxa03a.jpg

コラム奥に装着した自作パーツも外さなきゃ…
xmtoxa03b.jpg

できた。
xa20190314_7R.jpg


フロントグリルもXM風のものを自作して付け替えておりましたが…
xmtoxa05.jpg

元のグリルに戻さないと…ヘッドランプも入れ替えなくてはね…
xa戻_20190215aR

戻し中…
xa戻_20190215bR

できた。
xmtoxa04.jpg

外した自作XM風フロントグリルは…
xaグリルR
ステアリングホイール共々再び活躍する日が訪れることを期待しつつ、
部品庫にてしばしのお休み。


見慣れたEgルームも見納め。
xa20190611bR.jpg
Xantiaちゃん、どうもありがとう。
末永く元気で。


adieu...
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断捨離しなくて良かった。

ここ1ヶ月程、諸々の合間の限られた時間にあれこれ作業をしておりました。


ヒーターブロアファンのレジスタがだめで配線を平ギボシ化したり…
スイッチ配線04R

ついでにブロアファンを外して積年の汚れを清掃したり…
ファン清掃04_1115R

既に装着義務の無い速度警報チャイムが付いていて(法令は1986年3月廃止)、
ロービーム表示灯のバルブ穴を塞いでいたため…
チャイム03R
やはり邪魔だよなぁと悩みに悩んで泣く泣く撤去し…

えいやとバルブを入れてみたのですがアリャリャ点灯しない…何となれば…
バルブ入れてもR
そもそも新車の時点でロービームのバルブに配線が来ていないのでした…

で、ちょっと工夫してロービーム表示灯を点灯できるように加工したり…
191126ロー点灯追加
(点灯操作状態の表示装置を備える義務が生じるのは走行用前照灯であって、
 すれ違い用前照灯の表示義務は無いのですが、点いたら便利ですからネ…)

そうこうするうち…
1114RR.jpg

クーラーユニットのヒューズ固定用クリップが割れました。
折れたクリップR
元々ヒビが入っていたので、いずれは…と思っていたらパキっと…。

似たような色のPP樹脂を溶着し修理を試みたものの、
できた!と思いきや数日後に再び割れてしまい…
新車から34年も経過しているので仕方ないともいえますが…
なんとかせねばならぬなぁ、と考えていたところ…


ふと閃いた。


予備パーツとして部品庫で保管していたコレ。
Xantiaのハイドロリターンホースを留めるクリップであります。
Rホース用クリップ
小さなポッチが一つ折れていますが機能に支障はないため使用可能と判断し、
捨てずに保管していたのが幸いしました。

ヒューズの外径と比べるとサクションホースのクリップがドンピシャなので、
これを使って部品を作製することにします。

作製…といいましても…
ただ必要な部分だけ切り取って形状を整え、ボルトを通す穴を開けるだけで…
新たなクリップR
できた。

装着してみたところ、元のクリップよりしっかりしてるし収まりも良い感じ。
できたクリップR
本当は純正パーツの方が良いに決まっていますが、そうも言っておれません…


兎にも角にも…部品庫の断捨離なんかしなくて正解でありました。。。。

Bleu Versailles。

さてさて、、、


ラ・カトルジェテエル。
20190824aR.jpg
1985年製なので、フランス工場製にして我が国唯一の正規輸入業者であった
キャピタル企業が輸入したディーラー車でありますが…


そのお色はというと、カラーコード417、Bleu Versailles。
1984〜85年と87〜88年の4年間のみ採用されたお色のようです。
(カラープレート右側にある『B』は製造工場名(Billancourt)の頭文字)
プレート03R
カトルに採用されたお色はどれもチャーミングで好みなんですが、
日本で言うところの藍色に相当するBleu Versaillesは、
お淑やかで気品が感じられてまた格別なのであります。


ところで…「Bleu Versailles」…「ヴェルサイユの青」って…?…


まず私の勝手な解釈といたしましては…
マリー・アントワネット妃が愛したという矢車菊の青かなぁ…

王妃は1781年夏、お気に入りの矢車菊と真珠をデザインした食器セットを
王立セーヴル磁器製作所に注文され、翌1782年冬に納入されたそうで、
今も残るその食器には、真珠の絵柄と共に青い矢車菊の花や蕾がちらされ、
鮮やかで上品な花模様を作り出しています。
その印象的な青色からとられた高貴なお色なのではないかなぁ、なんて…
そんなことを考えると、なんだか楽しくなってまいります。
(王妃の食器は現在もヴェルサイユ宮殿に飾られているのだそうですよ)


でも実際のところ…
フランスの伝統色に、ヴェルサイユという名の青(藍色)がございまして、
単にその色名そのものなのかもしれません(…いやきっとそうだな…)。
して、その名の由来は…
仏革命の際に王党派が青い服を来てヴェルサイユ宮殿へ駆け付けたことから、
仏国王を象徴する青と結び付いてこの呼び名になった、など諸説あるようで…

また、そもそも青が仏国王を象徴するお色になった所以については…
12世紀半ば、サン・ドニ修道院の院長であったシュジェールという人が、
宝石サファイアの美しい青を神聖な光と捉えインスピレーションを得て、
それまで使用された事がなかった青色を初めて修道院のステンドグラスに用い
聖母マリアに青い光のイメージ付けをして認知させていったのだそうです。
その後12世紀末になって、この青色をフランス国王が紋章に取り入れ、
それが三色帽章を経て、今も国旗として使われる三色旗に発展したとのこと…
(ですから三色旗の青は、本来は藍色と呼ぶべき濃い青なのですよね…)


…と、なんだか長くなりましたが…


いずれにしましても高貴なお色であることは間違いなさそう。
20190824cR.jpg
我が国にも幾多の伝統色が存在しますが、
色名の由来って面白いですよねぇ…


À bientôt!

ラ・カトルジェテエル。

一度は袖を通しておくべきではナイカナ、と30年来考えていたところへ、
ちょうどタイミングよく我が陣営に加わる事と相成りまして。。。


それがこの子、というかこのお嬢。ラ・カトルジェテエル。
20190824bR.jpg
”Citroën 2CVのライバル”等という思慮の浅い一言で片付けられがちなR4。
でもそこで思考停止してちゃダメでショ、と常々思っている私にとって、
アレコレじっくり検証する絶好の機会が到来したようなものでして、
2CV6を新車で買って以来、計3台の2CV6に加えami6とami8を所有した私に
は感無量の出来事なのです、ありがたや、ありがたや。


このGTLは現在34歳、1985年の秋〜冬頃に製造された一台。
4+xa_bR
つまりフランス工場製、そして我が国唯一のR4正規インポーターであった
キャピタル企業が輸入・販売したディーラー車 (ほぼ未再生) なのであります。


でもって現在、自宅ガレージにてこんな状態に。
Dボード外し_20190910aR
Citroën車とはクルマ作りの流儀が明確に異なり、学ぶことが多くて楽しい。


才智に富む構造のFシートも、34年分の汚れを落とす為にこんな有り様。
シート骨格CR
(糸のほつれはあるが生地に破れが無いのは不思議…Clanのより丈夫なのか?)


…といった調子で、諸々の合間を縫って黙々と励んどります。

ラジエター。

8月も残すところ10日を切りました…

猛暑は終わったみたいだけれど…でもまだ暑い。
x181114dR.jpg
クルマもきっと暑がっているでありましょう。

だいぶ前のある日のこと。
いつもの虫の知らせというか第六感というか…

ふと気になってボンネットを開けてみると、ラジエターに水漏れの跡が。
xaラジエター20190407_3RR
上の方から垂れていってロワホース周辺を汚している。
もしやアッパーホースが裂けたか?

しかし見て触って確認したところアッパーホースは無傷 (まだ柔らかいし)。
おかしいなと思いつつ、周囲をキレイに清掃し再度水漏れさせてみると…

おやおや…ヘンなトコロからLLCが滲んでくるなぁ…
コアの樹脂部分上部に目に見えない僅かな穴かヒビでもあるのでしょう。
xaラジエター20190407_6RR
じゃぁじゃぁ漏れるワケではないので大したトラブルではございません、
でもほっておけば一大事と成るのは明白です…

試運転したところ、ヒーター全開で(暑いのにね(笑))走っておれば、
ほぼ漏れない事が判明、それなら自走で修理にうかがうことができまする。

ではと、部品調達を始めますが…
新品ラジエターは国内では意外に高価らしい (5万円以上する?)、そこで…

欧州サプライヤーから直に購入、送料入れても2万円ちょっとで済みました。
ラジエタnewR
新品のラジエター…美しいです。

でもって交換。これで安心。
xaラジエタbR
(新車登録から22年目とはいえ累積走行距離は5万キロ台…
 本音を言えば…あと5万キロがんばってほしかったのだが…)

ついでに…
新車当時のデッドストックらしいFローターが2千円(!)だったので購入。
bkロータnewR
すでに段付き状態ですのでコレもついでに交換をば…


私見ですが…ZX以降のCitroën車(90年代に入ってデビューした車種) は、
やっぱり部品の寿命が短い気がいたします。
セルモータもオルタネータも各種アクチュエータにしても然り。
x181217b.jpg
ま、だからどうだというわけでもなく、
主張したところでどうにもならない話なのですがね…
部品を共用する同世代のPeugeot車の場合もやはりそうなのかなぁ…?

隔年3月はXantia V-SXの車検月間。

我が方Xantia V-SX。
xa20180304aR.jpg
隔年3月は車検月間であります。


日頃から整備には留意しているので大きな問題は無い筈と思うのですが、
唯一気になっていたのが、そろそろ限界に近づいた感のあるリアマフラー。
排気漏れは無い様なので検査には受かるとしても、内部崩壊により排気音が増大中。
野蛮な野太い排気音…これをスポーティと感じる人もおられるかもしれないけれど、
喧しくて不快だし、シトロエン車には全く相応しくナイと私は考えるので、
ここらが潮時と、新品に交換していただいた。
おかげでいつものジェントルな走行フィールが戻ってまいりましたよ。


あとはルーティンワークと申しましょうか、Egオイル&LHM&ATFの交換。
そんな感じで大事なく継続検査が終了。


任務完了のその日まで、引き続き活躍してほしいと願っておりマス。
xa20180304hR.jpg
ヨロシク。

早過ぎる訃報。。。

I 画伯の訃報に接し驚いております。


雑誌NAVI…ではなく雑誌AERAを書棚から引っ張り出しあらためて拝読。
I氏a
(私が1台目の2CV6を西武自販から購入した直後(1990年)の号ですから、
 もう28年も前の掲載記事であります…)


私たちシトロエン車愛好家に多くの夢と希望を与えてくださった I 画伯…
本当に、本当にありがとうございました。
I氏b
まだまだまだまだ…やり残したことが沢山おありだったこととお察しします…
心からご冥福をお祈りいたします…


歳月とは静かに堆積し尊い層を成すもの、
然しある瞬間を経るや、歳月は永遠に届かぬ遠い彼方へと流れ去ってしまう…
そんな思いをまた強くいたしました…


合掌…

Xantia V-SX 整備いろいろ

もう10月。
ということは、現在の描画のお仕事に携わるようになってぼちぼち10ヶ月。
よし、がんばろぅ。


本日の本題、我が方陣営に加わって間もなく丸4年を迎えるXantia V-SXについて。
xa20170518cR.jpg
納車以来ずっと気になっていた箇所を少しずつ改善中。


「積年の課題」と題して前回書いたのは5月でしたか。
で、それ以降の分をざざっと…


6月以降、数回に分けて諸々整備を行い…
オール_20170905R
予防的な部分も含めていろいろ部品を交換。


Egアッパーマウントとヘッドガスケット。
EGマウント20170607bR
ガスケットは以前からちょっとOILの滲みがあったので、ようやくという感じで。


Egアッパーマウントは…
累積走行距離が5万キロなので、まだ早いんじゃない?とのご意見もありましたが…
EGマウント20170607aR
ご覧のようにだいぶ潰れているし、硬化していてヒビも入っているしで、
決して早過ぎるということはないんですよね。
壊れる前に早めの部品交換、が自動車整備 (特に輸入車整備) の基本と考えるので。


ロワマウントとミッションマウントも、酷く変形したりはしていないけれど…
マウント2態_20170905R
やはり交換の効果はテキメンで、今まで感じていたエンジンの振動が明確に減少。
走り出して最初に停車した際「あれ?エンストしちゃった?」と錯覚したほど、
静かで安楽なクルマに変貌しまして…否、変貌じゃない、それこそが本来の姿。
つまり部品交換とは本来あるべき状態に戻すことに他ありません、よね。


タイミングベルトとその仲間達。
ウォーポン_20170905R
過去の記録簿によると、36,000km程走った時点での交換歴がありまして、
それからまだ15,000kmしか走っていないので、流石に換えるのは早い気がする…
でも前回交換は2008年の春、ということはもう9年も経過しているではないか。
Egを開けないとベルトの状態が判らないので、このままではなんだか落ち着かず…
ならばと、予防策のつもりでウォーターポンプやマルチベルト等と共に交換。


外したタイミングベルトは、ゴム自体が硬くなってはいるものの、
ヒビ割れも、無論コマ飛びも無く、いまだ程度良好。
タイミングベルト_20170905R
これならまだ当分の間使えたかもね…でも、イイんです。
部品交換は、整備のスケジュールをリセット&リスタートする良き機会ですもんね。


で、やっぱりベルト類の交換を実施して良かったナ、と思えたのは…
クランクプーリ01_20170905R
クランクプーリーのゴム部分にヒビ割れを発見できたから。


コレもパッと見では状態が判らないし、いずれは崩壊し大事に至るのは必定…
クランクプーリ03_20170905R
ですのでコレも交換、これで安心。


それから、燃料タンクハッチのアクチュエータ。
フュエル蓋アクチュエータ_20170905R
アンロック出来ない事があったので交換、意外に寿命が短かかったのはなぜ?。


それと、前回交換から間もなく4年が経つくたびれかけたメインアキュムレータ。
メイン201708R
プラダに使用されるウレパンなる素材は、窒素ガスを僅かずつ通過させます。
「ガス不透過性弾性メンブレンとそれを備えた流体アキュムレータ」に関する
特許出願書には、通常「3年使用すると定格圧力のほぼ半分が失われる」とある。
実は半減した位が好みなんですが、その後急速にガス圧が低下するように感じるし、
実際に蓄圧能力が落ちてきているので、交換しておきました。
特にコンスタントハイトシステム装着車の場合は早めの交換が”吉”なのでしょうね…


そして、そう、スタビライザーリンクロッドも。
スタビリンク_20170616aR
随分前から時折カタコト異音がしていたものの、音が全くしない時もあったので、
様子を観察してきましたが、音源追求の結果ココだと判明したのでやっちゃおうと。


で、異音を再現しようと考え、外したロッドを手で動かそうとしてみたんですが…
スタビリンク_20170616bR
かなり頑丈、手で動かしても音なんて出そうにない…なのに走るとカタコト鳴る…
ふしぎです…


さて、これでだいぶ気になっていた箇所の整備が進み、只今機関絶好調。
xa20170915R.jpg
でもまだあと少し懸案箇所が残っているのであります。
のんびりゆっくり、今後もXantia V-SXの整備は続きます。

Xantia 積年の課題。

我が方 Citroën Xantia V-SX は、1997モデル。
xa20170502fR.jpg
2013年秋にこのコと店頭で初対面した時、残念な問題を幾つか抱えておりました。
どれも緊急事案ではなかったので、その後も未解決のまま放置してまいりましたが、
でも、そろそろかな、と思ったので、4月のうちに問題箇所を順次改善。


まず、、、

  問題その1/「天井下がり」


天井の部材表面に貼ってある布地の接着部分が経年劣化で剥がれてきて…
XA20130910cRR.jpg
生地がべろんと垂れ下がるという、旧い欧州車にありがちな天井下がり。

前オーナー氏が虫ピンで止めてくれていたので、日々の使用に支障はないのです。
天井20170410aR
でも…万が一ピンが落下したら痛い思いをするかもしれんし、それに…

運転中に見上げなければ視界に入ることは無いものの、うっかり見ちゃえば…
天井20170410cR
天井がふにゃふにゃぽよぽよしてて恰好悪いし、なんとなく惨めな気分にもなるし。

それで、新車から21年目を迎えたこの機に天井の生地の張り替えを実施。
ルーフ20170502cR

生地が新しくなれば当然元の色と合わなくなるので、キーレス受光部も張り替え。
天井完了01R

出来上がった状態がこちら↓。
天井完了04R
んまぁ!本来の天井はこんなにシャープで綺麗だったんか!?とびっくり。

そうそう、もちろんCピラー部も張り替えましたよ。
天井完了07R

いやぁホントに綺麗になりマシタ。
天井完了05R
ずっと垂れ下がったままだったので、クルマに対し申し訳ない気持ちで一杯でした…
が、これですっきり、いい気分。


続いて、、、

  問題その2/「運転席ドアのウエザストリップ破れ」


納車時、運転席側のこの部分↓になぜか裂け目があったのですよ。
ドアシール破れR
しっかし不思議。一体どうやったらこんなトコロに裂け目が出来るのか??

お相撲サンみたいな太っちょサンでもここが摺れて破ける筈は無かろうに。
20170323ウエザストリップbR
運転中に雨や風が入り込む訳ではないし、実用上何ら問題ございません…が、
乗車の際に無粋な裂け目がその都度目に入るので、なんとかしたいなぁ。

さて、交換用の新品ウエザストリップは2年前に入手済み。
ドアシール右フロントR
ちなみに前期モデルと後期モデルとではパーツリストの品番が異なりますが、
どちらでも共用可です(今は後期モデルの品番で統一されているみたいですね)。

で、ふと考える…ドア一枚だけ交換すると、、、
各ドアの閉まり具合やボディ剛性のバランスが微妙に狂ってしまうよなぁ、と。

それで結局、ドア4枚分すべてのウエザストリップを入手することに。
ウエザストリップドア用一式R
潰れないよう注意しながら、部品庫で永らく保管してまいりました。

ちなみに、断面はこんなんなっとります。
ドアシール右前02R
天井張り替えの際にウエザストリップも上部を外すことになるので、
しからばついでにやってしまおう、と考えまして、、、

ではでは4本まとめて交換開始。
ウエザストリップ取付けR

で、交換終了。
ウエザストリップ交換後01R
運転席側の無粋な裂け目ともこれでお別れでございます。

外した方は、まだ弾力は残っているものの、全体的に平たく潰れている印象。
旧いシールR
捨てるのもナンだし…とりあえず部品庫で保管しておくとしますか…


それから、、、

  問題その3/「ATの過去の整備履歴が判らない」


どうも過去にATFをまめに交換していたと思しき記録が残されていないので、
早めにATストレーナを交換した方が安心できるよなぁと考えておりました。
ATは手前
例えば新車から2年毎の交換を継続し、走行6万km越えたら毎年交換、みたいに、
ちゃんとATFを管理してあれば、8万km越えた頃にやればOKな話なんですよね。

今回はまだ5万kmに満たないというタイミングなので、ちょっと早いけれど…
パーツリスト02
ATストレーナ交換、思い切ってやっちゃいます。

↓ZF製ミッション4HP14用ATストレーナ、4点セット。
20170410ストレーナbR
交換後は…変速時のショックがほとんど感じられず、動作はウルトラスムーズ。
新車のATの状態に近づくことができた…かな…???


最後に、、、

  問題その4/「ボンネットが上手く閉まらない」


どうでもよさそうな話なんですけれども…

BXなどと違って、高級車たるXantia (?) はボンネットロックが二箇所もあり…
ボンネットロック01R
我が方の場合、それらが左右で若干ずれているらしく、右側が上手く固定できない。
つまりボンネットを閉めても右側だけがほんの数ミリ浮いちゃうんですよね。
数ミリ…ですから、見た目は浮いててもほとんど判らないのですけれども…

強めに落とせばちゃんと閉まることもあるし、ダメな時は上から押せばOKだし、
というわけで、これについても放置してまいりました。

が…

ボルトを2本緩めてロック部を上にずらせば済む話なので、思い切って調整を実施。
ボンネットロック04R
ボンネットロックを2.5mmほど上にずらしまして…

結果、フツーにボンネットが閉まるようになりました。
xa20170429cR.jpg
パッと見、判り難いです…でも、閉めてみると…効果は歴然。
うーん…もっと早くやっておけばよかった。



…とまぁ、こんな感じで、
気になる箇所を改善してまいりまして…


が、まだあと2〜3残っております故…
xa20170429dR.jpg
もう少し経ったら残りの箇所も実施するとしよう、かナ、と。

2017年春に選んだタイヤ+ホイール。

我が方Xantia、3年半ほど前の購入時に装着されていたタイヤはピレリのP4、
サイズは185/65R15。
xa20170308dR.jpg
今も劣化の兆候は見られないものの、装着時期は2012年3月とのことなので…


うわぁ…丸5年が経過してしまっている。
xa20160210LR.jpg
これはいかん、夏タイヤの交換こそ今や急務!と考えたのが3月の終わり頃。


タイヤを新調するならば、その際、ついでに、、、

不釣合いだと常日頃考えている新車装着の16V Eg搭載車用15inchホイールを、
本来のエイトバルブEg搭載車に倣って14inchに変更しようかと。
いわゆるインチダウンというやつですね。

2013年秋のXantia購入時点で、既に14inch化は計画し始めていたことなので、
ようやくというか、ついにというか、時は熟せりって感じでして…

但し…
Xantia純正の14inchはデザインが好みではないので、ならば何を装着しようか。


当初は…部品庫で惰眠を貪るOZレーシングを装着する予定でおりました。
OZ0006.jpg
でも、これだとなんだか奇を衒った感じになりそうだなぁ、とも…
もういい歳なのだし…もすこし落ち着いた感じにしようや、と思えてきた。


それなら、、、
他に良いホイールはないかなぁとなんとなく考えながら日々過ごしていたところ…

昨年末頃、今さらながらフト気がついたのです…

BXのGTiと16 Soupapes (英名 BX 16Valve) のホイールは同じと思っていたのに、
実は…両者はデザインが異なるんですね…(更に言えばホイールの厚みも違うが)

ご参考までに…デザインを比較。
右のガンメタのが BX 16 Soupapes用、左がその前身 BX GTi 16 Soupapes用。
ホイール2種
この両者は色は違うもののデザインは同じ。

そしてコレが BX GTi用。上の2態と比べると、似てはいるけど…
ホイール1種
よく見るとボルト穴を囲う4本のカットラインが無いのでこっちの方がシンプル。

うーん、、、両者が異なるデザインだったとは、、、ししし、知らんかったぁ、、、

誠に遅ればせながら、、、
同じと思っていたこれらが違う造形物だったという事実を知ってしまって以来、
BX GTi用アルミホイールの造形のシンプルさが妙に気に入ってしまい…

なんだかソワソワ、気もそぞろ…


結局、ソレを使うことに決定。すなわちBX GTiの14inchアルミホイールでござい。
BXアルミ完了01R
でもそのままXantiaに付けたんではちょっとね…と思ったので、色変えを実施。


レクサス純正色ソニックチタニウム、大人びた上質感が意外にマッチしてて宜しい。
明所ではガンメタに、暗所では鈍く金色がかって見えるという渋いお色です。
BXアルミ完了02R
鋭角的でありながら、今やプレーンな印象で穏やかにさえ見えるGTi用のデザイン。
角を隠して流麗なボディを纏ったXantiaの造形に対して、馴染み溶け込むことなく、
むしろ適度に対峙し、良い意味での緊張感を生むのではないかと期待するところ。


それではと、4月上旬になってタイヤ交換をしにまいりまして…
まず作業の前に、装着出来るかどうかのテストを念のため実施。
20170409ホイルチェンジ04R
卓上の計算ではインチダウンに由るオフセットの誤差修正値も僅かな差異なので、
X1ならばまず問題ない筈ですが…(X2やBreakにはたぶん付かないと思います…)


最初に、前。
20170409ホイルチェンジ05RR
うわぁかなりギリギリ、ウエイトを貼るスペースに困っちゃう…でも大丈夫。


続いて、うしろ。
20170409ホイルチェンジ03RR
カバーとのクリアランスが僅かしかなくて邪険に扱うと接触しそう…でも大丈夫。


結果、オーライでした。


タイヤサイズは185/70R14。純正指定の185/65R15と外周がほぼ変わらないから、
速度計の誤差を考えなくて済みます。いやそんなことより肝心の銘柄ですが…
20170409ホイルチェンジ16R
ブリジストンPlayz PXに決定。直進性と乗り心地の両立が売りだそうで、
ハイドロシトロエンに打ってつけじゃないか!と感じたのでチョイスしました。
サイドウォールがしっかりしていることも選んだ理由の一つです。
巷で流行りの薄くてふにゃふにゃしたエコタイヤなんかじゃ不安ですからね…
(なにしろV-SXは車重が1,380kgもある…)


よし、では交換。
20170409ホイルチェンジ10R
サイズ的に微妙な感じであったものの、数値上は問題ない筈なので安心していた。
それでも、安いだけが取り柄の量販店では「装着は無理」と宣告されたかもしれず…


今回はメーカー直営のタイヤ専門店での装着だったので、、、
20170409ホイルチェンジ11R
技術は確かですし丁寧に作業してくれるので、安心してお任せできました。
タイヤ館のKさん、どうもありがとうございました。


それでマッチング具合はどうかといえば…


14inchホイールがサイズ的にも、またデザイン面でも申し分無いのは言うに及ばず…
xa20170410bR.jpg
色変えも上質な雰囲気を醸してくれて、うーん、いいねぇ、と、密かに自画自賛。


勿論、タイヤの方もいい感じです。

そもそもハイドロシトロエンの特徴は、直進性に優れ、操舵感はクイックで素直。
乗り心地は基本的に柔らかく路面のうねりを鷹揚に受け止めてエアカーの如し。
但し、荒れた道路の突起や段差等は丁寧に拾ってゴツゴツと振動を伝えてくる…
といったものです。

つまり、とても柔らかいけどしっかりした足回りで矢の様に真っ直ぐ走り続ける、
そんなクルマがハイドロシトロエンなのであります。

バブル期のセルシオみたいにとにかく柔らかくウルトラソフト、ではなくて、
通常は穏やかでソフトなれど路面の状況はしっかり伝えて安心感を与えてくれる、
スポーティさとは全く異なる次元での、運転が楽しくなるセッティングなのです。

Playz PXは、そうした特徴を路上で判り易く表現してくれる、といいましょうか…
具体的には操舵感の優れること、サスペンションのソフトさとしっかり感を強調、
そしてクルマが自ら前へと進みたがっているように錯覚するほど良好な直進性。
まさにハイドロの良さを引き出してくれるタイヤだなぁ、と思います。


当初はレグノもいいかも、と考えていましたが…
(なにしろ私にとってXantiaは高級車の類いですから…)
xa20170410aR.jpg
直進性ではレグノに勝るというPlayzにして本当に良かった。


もう少し走り込むとゴツゴツ感は若干和らぐであろうと想像しますが、
いずれにしても、、、
xa20170410dR.jpg
旧来からのハイドロシトロエン愛好家向きなタイヤであるのは確かなようで…
Xantia V-SXとの相性はなかなか良好、大いに気に入っておりまーす。

Xantia V-SX…ハイドロリターンホース全交換。

3月になりましたが、いやぁ年初来多忙が続いてくたびれ中。
ありがたいことです。


さてと…我が方Citroën Xantiaについて、です。
xa20170305kR.jpg
ハイドロリターンホース全交換についての雑記。


まだ一度も破損したことがなくLHMフルード漏れといったトラブルは皆無…
サクションヒビ20170124aR
とはいえサクションホース先端にヒビ割れがあるにはあって…


念のため、万一の場合にもエア噛みしないように処置し…
サクションヒビ20170124bR
その後これがどの程度保つものかと経過を観察していたのですが…


自動車整備は転ばぬ先の杖じゃろ…と、ついに決心をし…
リタンホース20141102RR
新車以来未交換であったハイドロリターンホース類を全交換しました。


我が方Xantia V-SXに必要な部品は以下のとおり。


まず「もうないヨ!」「入手不可!」と盛んに叫ばれていたコレ。
サクションホースとオクトパスを一体成形した丈夫な作りのリターンホース。
オクトパスR
97モデル左ハンドル用のParts No.は、5270P9。
無い筈は無かろうと思い探したところ、ちゃんと正規ルートで新品を入手できた。


そしてParts No.5270P3、サスペンションからのリターン。
サスのリターンR
コレはつまり、フロントの左右からとリアの左右からの油戻りホースですね。


5270R3、5270R4、5270Y3。
ブレーキのリターンR
コレらはブレーキバルブからのリターンで…


5270R1は…
RE tube03RR
ABSユニットからの戻り。


Parts No.402350は…
パワステのリターンR
パワステからの戻りに繋がる。


コレはセキュリティバルブのとこのL字ジョイント、Parts No.は5280P5。
セキュリティバルブのL字ジョイントR
ジョイントは他にも使用されていますが、三又ジョイントは3つとも交換済みだし、
Fハイトコレクターのところはまだ柔軟さが保たれているような所見だし、しかも、
いずれFハイトコレクターはOH予定なので、そこで交換すれば良いと判断できるし、
ということで、ジョイント類はこれでひととおりOK。


あと、重要度は低いものの…
Parts No.26235229、LHMタンクのエア抜きホース。
エア抜きホースR
在庫があったので、コレも念のため入手。


そして著しい劣化により緩くなってしまったタンクキャップ、
コレも調達できたので、この機会に交換しちゃいます。
タンクキャップR
このキャップ、BXと共用部品だけれど、裏側にフィルターまで装備されており、
過度に緩むとゴミの混入を招く恐れもあるので気をつけたい部品です。


それから…5270Q8という短いホース。
5270Q8.jpg
この一本のみ在庫切れで入手不可だったんですが、
これについての顛末は最後に…


さてさて、、、
関連写真05RR
個人的に常々思っていることなのですが、今回もあらためて感じたのが…


旧い欧州車に乗ろうと考えるなら左ハンドル車を選ぶのが吉、ってこと。
20140718bRR.jpg
右ハンドル車の立ち位置は世界的に見れば超がつくほどのマイノリティであって、
元来生産台数が極めて少ないため、右ハン専用部品の供給も大いに不安定。
「無いよナイヨ」と叫ばれていたのも、こうしたことが要因でしょう。
左用なら右より安定供給が望めます (とはいえ5270Q8の様な例もありますが…)。


等々…ごちゃごちゃ書いてまいりましたが、というわけで、、、
3月初頭、モダンサプライさんに依頼をしまして、ついに交換実施。


取り外したParts No.5270P9。
20170303リターンホースdR
なんだか未知なる宇宙生物?の死骸みたいですが…


新車から21年目を迎えたリターンホース諸君、これまでご苦労さまでした。
20170303リターンホースgR
一部が硬化しており、撤去の際にバラバラになった箇所もありましたが…
使用中は一度も折れることなく頑張ってくれた…どうも有り難う。


で、こちら。
新しいリターンホース諸君、就任おめでとう。
リターンホース交換後20170305bR
任務完了の日まで、お世話になります。どうぞ宜しく。


最後に、、、


どこをどう探しても入手できなかった5270Q8という短いホースですが、
モダンサプライさんがお持ちの在庫部品の中に見つかり、全て無事に交換完了。
20170303_5270Q8R.jpg
2年もの間、あっちやこっちをあんなに探しまわったっていうのに、
最後の最後に見つかるなんて…
こうゆう結末が用意されていたのか、と、不思議な感銘を受けました。
モダンサプライさん、どうもありがとうございました。


余談で、、、


今回タンクを降ろすついでにLHMフルードの全交換&フィルター洗浄も勿論実施。
リターンホース交換後20170305aR
Hydro active搭載車の場合は特にLHMフルードが汚れて劣化し易いので、
油圧システムを良好な状態に保つのに一番簡便&安価な方法でありましょう。


おまけとして、、、


リターンホース全交換後、乗り心地がさらに柔らかくしなやかに変化して驚いた。
ブレーキも、以前より滑らかなタッチながら効き具合はよりシャープに感じる。
LHMを換えたから、という見方も勿論あるだろうけれど、
前回交換からまだ8ヶ月強(距離にして2,000km強) しか経っていないし、実際、
そんなに汚れていなかったので、LHM交換だけで劇的に変化したとは断言できない
のではなかろうか。

はて、ではいったい…サクションホースが新しくなったせいなのか…
硬化していたリターンホース全般に柔軟さが戻ったせいなのか…

よく判らない…のですが…ナンにしても…

こうしたところに、生き物と接しているみたいな面白さが感じられて…
そして人間であるこちらサイドの知見が試されているように感じたりもして…
xa20170305dR.jpg
90年代までのハイドロ・シトロエンはやっぱり楽しいなぁ、と思います。。。

Bonne Année 2017

遅まきながら…

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧賜り誠にありがとうございました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2016年は、先々を見据えた腰椎(と頸椎)に関するリハビリ生活との位置付けで、
年初に活動拠点を東京郊外へと移し、日々過ごしてまいりました。
その成果は低く見積もっていた当初予想を超えて、なかなか良好な状態にまで回復。
とはいえまだまだ道半ば、うっかり調子づけば元の木阿弥となろうことは必至。
故に2017年もこれを継続しつつ昨年同様ぼちぼちとマイペースでまいる所存です。



年始早々、東京は穏やかな晴天が続いて助かりましたね…
xa20161223bRR.jpg
でもいささか度が過ぎて、このあとがキツそう、です…



我が方から都心へ向かういくつかのルートの一つ、
その沿道にある↓この建物がいつも気になる。
逆台形R
ここのトピックは、懐かしいレトロな赤い郵便ポスト…ではなくて…
なぜ建物自体が「逆台形」なのか?、にあります。
壁面にも窓にもわざわざ傾斜角を付けて建てたのはいったい何の為か?
科特隊基地を想起させもするこのシルエット、前を通る度に思考を巡らせますが、
謎は深まるばかりです(笑)。



本来の我が地元である渋谷駅周辺ではカウントダウン演出というのがあったそうで…
ここがハチ公前の交差点ですよっていう画像を見つけたのだが、 これがスゴすぎ。
hachi_1231.jpg
↑なんじゃこれ??(笑)…いったい何人おるんじゃ??
それでカウントダウンでは街頭ビジョンを用いて綾瀬はるかちゃんや北島康介さん、
きゃりーぱみゅぱみゅちゃん、例の都知事らが映像メッセージを送ったそうな。
はるかちゃんときゃりーちゃん…その様子だけは見たかったなぁ。



話題変わって、、、
某所で見かけた『Renault 4』風のスズキ ラパン。現車を間近に見るのは初めて。
4風02R
エアロパーツ及びドレスアップの専門店DAMD Incの後付けパーツ装着車ですな。
色も良いが、この手の車輛としては悪くない出来で、お顔は見事に化け果せてます。

ただし、後ろから見るとお里が知れて…うーん、ちょっとがっかり…なんですが…
4風03R
そもそもボディ形状が異なるので、こればかりは仕方ありませんよねぇ…

前に戻り、厚化粧が成功しているのはボンネットを上手く再現していることに加え、
本国Renault社の純正部品をフンダンに使用していることによるわけで…
4風06R
それでいくとお顔が見事なのは当たり前といえば当たり前。

菱形マーカーもちゃっかり使って…熱心なキャトル愛好家諸氏はこれをどう見るか…
4風05R
Citroën Dyaneのウインカーを流用したALPINE A110を見るような気持ちかなぁ…
その程度であればよいのですけれども…

で、お客さんからクレームがあったのかどうなのか私は存じませんが、
Renault社純正フロントグリルのメッキ部分の仕上げが雑なんですゴメンナサイと、
そうアナウンスされているんですね、なんの為の仮装なのか?…ちょっと哀しい…
でも、コレに乗る人がオリジナルの『Renault 4』にも興味を抱いてくれたとして、
そうした人がキャトルオーナーとなられて、旧い仏車を愛好する人が増えたなら…
なんてイメージを頭で描いてみたりすると、ちょっぴり幸福な気分に浸れますね。



キャトル繋がりでご紹介するのはおしゃれで便利なトートバッグ。
シンプルなデザインが素敵、東京 大田区のアウトレーヴさんで購入しました。
ばっぐ201612
かわいいけど媚びてないこの図柄、旧いフランス車好きなら瞬時にお判りになる筈。
そう、デザイナーは『Renault 4』のオーナーさんなんですって。成る程、ですね。
他にもキャトルをヒントにした異なるデザインのトートが用意されていましたよ。
気になる方、ぜひアウトレーヴさんでお買い求めくださいましね。



最後はルノー繋がりで、近所の整備工場に入庫していたコレ。
どうやら、我が方の割と近隣で活躍しているゴト車のようです。
renaultban.jpg
Citroën Hはもちろん魅力的だけれど、Renaultの旧いバンもいいですよね。
都会的ではない純朴な味わいがあって。。。



心の宿ったホンモノを知る、そして愛でる、そんな人が増えたらイィなぁ…
なんてことを新年早々思ってしまいマシタ。



こんな感じで(?)2017年もゆっくりスタート。
xa20161223dR.jpg
皆さまが素敵な1年をお過ごしになれますよう、
心より祈念いたしております…


À bientôt!

我が国で21年目を迎えるに当たり、Xantiaのお顔を一新。

最近ではなくて、少し前のこと。
Citroën Xantia V-SX 1997モデルのお顔を一新。


↓このフロントグリルを…
xa_20150905iR.jpg


↓こんなふう(曰く”XM顔”)に。
xa20161203_03R.jpg
ペトロールEgを搭載した93〜94モデル欧州仕様車向けの初期型フロントグリルに、
エンブレムを左隅(画像向かって右隅)にオフセットして装着。


”X1”というコードネームで呼ばれていたCitroën Xantia。
その開発段階に於いて…
エックスワン_0006R
エンブレムが左にオフセットされたスケッチが度々描かれていたのは周知の事実。


1/5スケールモデルも制作され、そうでない案と共に検討が重ねられていたようで…
エックスワン_0005R
それらは開発の初期段階を記録した幾多の資料から伺い知ることができます。


そうした貴重な資料を閲覧中、私が衝撃を受けたのが…


屋外で行われたエクステリアデザイン最終選考の場に於いて…
エックスワン_0001R
決定案 (下の写真で左の車輛。右は比較用のXM) のデザインが決まった時点でも…


まだこうしたモックアップについて検討が為されていたという事実。
エックスワン_0003RRRR
(画像拡大…見づらいですが左端 (向かって右) にエンブレムが確認できますか?)


80年代Nouvelle Generation…BX、AX、XMのデザインの先進性を強く印象付けた、
お顔の左隅にエンブレムを配置するという手法。
ABXM_RR.jpg
経営危機からプジョーの軍門に下ったCitroën社はこれらモデルにより見事V字回復。
(故障の多いXMは売り上げに全く貢献してないデハナイカとの意見もあろうが、
 欧州Car of the Yearを受賞し新時代への道筋をつけた事で充分評価に値しうる)
しかし90年代に入ると、灰汁の強い個性を抑制してより多くの顧客の心を掴むべく、
これらの意匠を過去のものとして、新たなラインナップの構築に取りかかることに。

過去のイメージと決別し、ブランド再構築を遂行していたCitroën社でしたから、
上記のような案は、そうではないデザインの見本としてその確認の為に用意された、
単なる当て馬的存在に過ぎず、そうした案が採用されることは万が一にも無かった、
と想像します。

がしかし、それでも、最後のベルトーネ顔を備えたCitroën車ですから…

もし、Xantiaもそうであったとしたら?…なんてことを想像したくもなるし、
ちょっと見てみたくもなるし、やってみたくもなるってものでしょう(??)。
お顔一新とはすなわち、そういう主旨で始めたことでございます。


さて(いつもながら前置きが長い…)、、、


3年ほど前からサンプル収集を開始し、暇を見つけては研究に取り組みました。
(私の常で、各パーツの特徴を知り設計意図や構造の違いについて考察したくて…)
Frgrill03R.jpg
グリル中央にエンブレムを配した右上が95〜97モデル用、つまり我が方のと同等品。
エンブレム無しが93〜94モデルにのみ使われた、今回の主役の所謂初期型用グリル。


さてさて。
93〜94モデルに該当する日本仕様のほとんどが装着していたのがこのタイプ。
FGrill二体02R
大きく開かれたエアインテークが目立つコレ、実はターボディーゼル車用です。
高温多湿なアジアの島国向けということで、コレが採用されたのでしょう。
かつて台湾へ旅行した時に現地で見たXantiaも、やはりこのお顔でございました。
開口部が大きいが故に割と華奢な作りで、裏側の補強バーも四本も入れられている。
余白が少なくて、これだとどう見てもエンブレムを付けるスペースが足りませぬ。


一方で…
ターボディーゼル車以外の多くの車輛で用いられていたこっちの方であれば…
FGrill二体04RR
スリットが薄い分、余白も広くてエンブレム用のスペースもどうにか確保できそう。
2リッターのみならず1.8Lや1.6Lなど、ペトロールEg搭載車の多種に採用された、
欧州市場のXantiaとしては最もポピュラーなお顔であります。
(ちなみにコレは欧州で近年生産されたリプロ品です)


新車当時、この薄口グリル装着車輛が我が国にも僅かながら輸出されました。
おそらく間違って送られてきてしまったのでしょう。
カタログリストにない (本来輸出される筈のない) おかしな仕様が入ってきてしまう
こうしたケース、シトロエンジャポン設立以前には比較的よくあることでしたよね。
PDIが確立されていなかったんじゃないかなんて言ったらたいへん失礼ですが…
まぁ…大らかな時代でしたね…


話を戻しまして…
前述の薄口グリルについては、私の稚拙な知見によれば国内に3台は確実に存在。
実際にはより多くの車輛が日本に輸出され、路上を走り回っていたことでしょう。
けれど今では路上はおろか解体車としてさえまずお目にかかれない代物です。


そうした事から国内では入手不可と判断 (中古品は使いたくないというのもある)、
欧州で近年生産された前出のリプロ品でやろうと考え、早速仕入れてみたわけです。
Frgrill04R.jpg
しかし…


バリが多いのは当然として、雌型が甘いのか直線やエッヂ部分がシャープさを欠き、
純正品ではないので仕方ないものの、歪みや変形も見られる残念な仕上がり具合。
このリプロ品は、私の目には品質が悪過ぎて使い物にならないなぁという印象。


こんなことでは計画実施は無理かな、と一時は諦めかけたりもしましたが…


そうこうするうち当時の純正パーツ、デッドストックの新品を奇跡的に発掘。
7804A6R.jpg
これを入手できたことで、やっとお顔一新計画が現実味を帯びてきた。


更に、こうした細かいパーツ類もどうにか新品が見つかりまして…
Fグリル用パーツ02R
これでようやく本腰入れて作業開始です。


さて肝心のエンブレムですが、大小どっちを使うか、これがまた大問題。
取り付けた際の収まり具合は小さい方が良好に違いないけれど…
エンブレ03R
先にデビューしたZXが欧州各地を走り回っていた新車当時の状況に思いを馳せれば、
当然ながら小さい方は有り得ない…熟考の末、やはり大きい方を装着すべきと判断。


ちなみにこのエンブレム…我が国でもたいへん馴染み深い車輛用のパーツですが、
なんと…製造メーカーにより規格が異なっていたようで…
エンブレ比較01R
実は、ご覧のように厚みが一様ではありません。もちろん私は薄い方を選択。


続いて取付け位置の検討。これには随分と悩み、試着を繰り返すこと1年と余月。
XA_PLAN02R.jpg
コンマ5mm単位でずらしてみて、どこに付けるのが一番自然に見えるだろうかと…
上下のエンブレム間の距離を確定するのにも微妙なさじ加減が必要でしたね…


それから肝心なことが…


グリル表面はかなりカーブしています。そのため…
エンブレ20161120aR
直線で造形されたアルミ製のエンブレムをカーブのラインに如何に合わせるか…


といったようなことに頭を悩まし、手隙きの時間に種々の検討を重ねに重ね…
xa_ANAAKE04R.jpg
気がつけば…3年の歳月が経過…


基本、お仕事の合間に暇を見つけて少しずつ検討や作業を進めるので、
どうしても時間がかかルンです。
そのぶん楽しみが続くわけでもありまして…
私にとっては至福な時間が長続きした、ともいえます。


今年の夏が終わり、秋になって諸問題が解決を見たので…
塗装完了20161126R
満を持して純正色(EYC)で塗装を実施。
色名はGRIS QUARTZ、"水晶の灰色"といった意味。


塗料が落ち着くまでしばし寝かせたのち…
エンブレ装着01R
必要なパーツを取り付けて、完成。


裏側から見た様子。
エンブレ装着04R
ここまではイメージ通り。


それでは現車に装着。
FG装着01R
まず既存のフロントグリルを丁寧に取り外す。


新旧、両者比較。
FG装着02R
異なるのは薄口or厚口、そしてエンブレム位置。その他は全く同じ (当たり前か)。


キズつけないよう注意を払いつつ、新しいFグリルを装着。
FG装着03R
しかしポン付けとはいかず、ちょっとずらしたり引っ張ったりで調整は難航。
昔のami6ほどではないものの、部材が大きいためチリ合わせはなかなか難しい。


ヘッドランプも少しずらして、付けては外しを何度か繰り返し…
FG装着04R
うむ。できた。


2年前に行った”計画第一弾”…
XMステR_20141128aa
↑『XantiaにXM用ハンドルを装着する』と共に、是非やりたかったことの一つ…


ここにようやく3年越しの"計画第二弾"お顔一新、
『フロントグリル上のエンブレムを左隅に移設する』が完了。
FG装着07R
今後、我が方Xantia V-SXはこのお顔でまいります。


ほんっとに…しなくてもいい余計な事ではあるんですけど…
実践してみなきゃ判らない事は多々あるし、そうして得られる事も少しはある。


それで、装着してみてどうか?といえば…
FG装着10R
気になる点が無くはないが、まぁ大方予想通りのイィ感じに仕上げることができて、
端正で涼しげな顔立ちがこのクルマの本質に良く似合っていると心底思うノダ。


よし、OK。しかし…こんなことして楽しんでいると…
xa20161203_11R.jpg
”自称すまぁと”な21世紀生まれのクルマに対する興味がますます薄れてゆくなぁ…


でもまぁ、それも良き傾向哉。。。

Citroën BX16TRS 『The early model conversion』

いつかは決定版と言えるレポートを書きたいと考えていた本案件。
先般某氏よりありがたいご質問を頂戴しましたので、ここで思いきって記事としてまとめ、
これをご質問への回答とさせていただこうと考え筆をとりました。
内容は、1987年以降製造されたBX16TRS後期モデルの外装を、1982〜86年まで製造され
た初期モデルにコンバートする工程をまとめたもので、89年モデルに施術を行いました。

なおバンパーやフェンダーの脱着方法等、Haynes社整備マニュアルに記載のある項目は、
特記事項がある場合を除いて割愛しましたのでご理解のほど。

それでは、はじまりはじまり。。。



………Citroën BX16TRS 『The early model conversion』………



まずフロントバンパーの交換。

後期モデルとのネジの位置、左右のブラケット共に、形状として問題はありません。
BX0001.jpg
が…交換するにあたり留意すべき点が3つ。



その1:初期バンパーのみに存在する4つのネジ穴(後期モデルでは廃止されている)

白バンパーの方が判り易いと思うのでこちらで見ていきます。
bxbumperF0R.jpg
ロワーグリル上端辺りに穴が4つ、初期バンパーではここにもネジが必要です。
当然ながら後期モデルにはネジを受けるナット類はありません(穴は開いています)から、
ウエルナットやクリップナットを使用する等、装着方法を独自に考案する必要があります。
いずれにしてもホームセンター等で売られている汎用品で代用可です。
なおHaynes整備マニュアル日本語版ではここのネジは外側2本のみとされていますが、
別パーツのロワーグリルと共締めなので、やはり4本あった方が良いように私は思います。



その2:タイヤハウス内の黒い樹脂カバー(マッドガード)を一部カットする必要有り

初期バンパーは、当時流行の(GS譲りともいえる)下部を絞ったデザインが施されており、
フロントフェンダーのフレアを広げた後期モデルではタイヤハウス内のカバーが大き過ぎ、
そのままでは初期バンパーは装着できず、現物合わせで一部をカットする必要が生じます。

フェンダーアーチ内側樹脂カバー、通称マッドガード(ユーノス版パーツカタログより)。
べいくす図1
着色した部分の前方をバンパー内壁のカタチに合わせてカットします。
切り過ぎないよう注意が必要です。



その3:初期バンパーと後期フェンダーとの間に隙間が生じる

これが意外に厄介で…初期モデルでは、、、
bxbumperF1.jpg
バンパーとフェンダーの間に付く黒いサイドモールはフェンダー側に装着されています。

ところが後期モデルでは、モールはバンパー側に付くため、、、
bxbumperF2.jpg
ご覧のようにフェンダーの所定の位置にはモールの影も形もありません。

しかも初期フェンダーはコーナーレンズ下部までサイドモールが回り込んでいますが、、、
bxbumperF4.jpg
上記の後期フェンダーではコーナーレンズ下部が欠損してしまっています。
このため後期モデルに初期バンパーのみ装着する場合、この隙間を埋める必要があります。



さて、それでは後期モデルに初期フロントバンパーを装着します。

写真は後期モデルのバンパーを外し、今まさに初期バンパーを付けようかという状態です。
ナンチャ01R
この時点で上記留意点1及び2はすでに解決済みです。

初期バンパーを装着しました。が、ボディ形状も塗色も後期モデルそのままですから、、、
ナンチャ04R
ちょっとちぐはぐというか、とってつけた感は拭えません。そこで、、、

コーナーレンズをクリアオレンジで塗装。まだモールの隙間は埋まっておらず、、、
ナンチャ03Ra
この中途半端なままの格好で公道を走らせるわけにはまいりませんので、、、

私は金属板を加工して、隙間を埋めるためのパーツを自作しました。
ナンチャ03Rb
サイドモールの代用として汎用ゴムモールを接着。このパーツをネジで固定します。

上記パーツの固定には既存のネジ穴を使います(ユーノス版パーツカタログより)。
べいくす図2
後期フェンダーにはバンパーを支えるツメが装着してあり、これを外したネジ穴を利用。

写真は、自作パーツを隙間部分にネジ留めして装着したところです。
ナンチャ03Rc
これで留意点3も解決。パッと見の違和感は解消されるでしょう。

当初は私もバンパーのみの装着を模索し、上記のように一旦は作業を完了しましたが、
結局考えを改め、後日フロントフェンダーも初期モデル用と交換することにしました。
どこまで追求し、どこで線引きをするか…全てはさじ加減次第というわけですね。
初期フェンダー装着の際、前述マッドガードを一部カットするのは言うまでもありません。
(ご質問いただいた件、これでお答えとなっていますか?)

フロントバンパーについては以上です。



続いてリアバンパーの交換。

リアは、フロントに比べるといささか難儀します。
BX0004R.jpg
ネジの位置や数は同じですが、一部形状が異なるため諸々工夫が必要となるからです。

またもや視認し易い白バンパーで見てみます。
bxbumperR1.jpg
写真は、後期モデルの所定の位置に初期バンパーを合わせてみた状態です。

ご存知のように、後期モデルは幅広タイヤ装着を想定し(GTiとモノコック共用するため)、
bxbumperR0.jpg
リアフェンダーが大幅に広げられています(それに伴いブラケット装着部も変更)。

そのため、初期バンパーでは幅が狭すぎてそのままでは装着できません。
bxbumperR2.jpg
こうして一見すると、何も問題なさそうな初期バンパーですが、、、

よく見ると左右に向けて強引にハの字に広げられたため、サイドが波打って変形、、、
bxbumperR4.jpg
無理な応力がかかって一部には小さな亀裂も生じています。

初期バンパーは後期バンパーに比べて品質は低く強度不足で、保管状況にもよりますが
ちょっとしたことでへこんだり割れたりすることがあり、無理な取扱いは禁物です。
そして肝心な点…このような取り付け方ではブラケットが装着できません(大問題です)。

さて、上記の問題を解決するには、、、
bxbumperR5.jpg
もはや現物合わせで部材を一部カットするより方法はありません。

私が施した加工、こんなに薄くて大丈夫か?と心配になるほどサイドを薄くカット。
bxbumperR6.jpg
ブラケットもそのままでは装着できませんので、まずは相当なサイズにカットし、、、

最小限残した部材にボルトとナットで固定(リベットは後の修理が難しいので不採用)。
bxbumperR7.jpg
PPバンパーは接着に不向きで溶着しても強度を保つのは困難、結果導き出した方法です。
これで私の場合ブラケット部を破損することなく無事に装着できました。
強度が明らかに不足する初期バンパーですから、後期モデルへの装着には気を遣います。

と、ここまででお気づきかもしれませんが、もしもバンパーだけを交換するとした場合、
ベルリーヌよりもブレークの方が断然らくちんです。
ブレークならばリアバンパーは初期モデルとほとんど同じでそのままいけますから。。。

以上でリアバンパーについても終了です。



ついでに、ホイールキャップについて、、、

本来の初期モデル用ホイールキャップは黒色成形のPPでできており、、、
bxbumperR9.jpg
楕円状の溝の部分以外をライトグレーに塗装したもので、黒い部分は元のPPの色です。

しかしながら、私の場合は後期16TRSモデル用の銀色に塗られたキャップを使用し、、、
bxbumperR10.jpg
楕円状の溝の部分を黒く塗装しました(マスキングがびっくりするほど面倒)。
その苦労が報われたか、つや消しブラックが締まってシャープな感じに仕上がりましたが、
このあたり、どこまで本来の姿にこだわるか、でありましょう。。。



あとは仕上げとして、、、

初期モデル用フロントフェンダー装着(勿論コーナーレンズと丸型サイドマーカーも)、
BX0003.jpg
ボディをルージュヴァレルンガ(初期モデル純正色)で全塗装。

元色がルージュフュリオのためボンネットを開けてもほとんど違和感なく、、、
BX0007R.jpg
Egルームの見栄えも良好(傷みがちなコーションステッカーもレプリカを自作し貼付)。

リアのバッジ類も初期モデル用のアルミ製パーツを装着(オートマバッジはCXと共通)。
004R.jpg
結果、サイドミラーとサイドモール後端部、そしてリアフェンダーさえ注視しなければ、
見事に初期モデルに化け果せることとなりました。

内装は後期!外装は初期がすき!という愚かで天の邪鬼な発想から始めたことでしたが、
P8101169R.jpg
相応の時間を研究と実践に費やして充分楽しみましたし、仕上がりも満足ゆくものでした。


しかし所詮これはニセモノであり、巷ではモディファイなどと横文字を使いこの手の行為を
推奨するかのような傾向にあるようですが、私は単に "改悪" でしかないと考えています。


一例として…後期バンパーを見てみます。
bxbumperR8.jpg
かどをアールにし、僅かに折り目を付けたり部分的に補強するなど改良の跡が見られ、、、

初期バンパーとは桁違いにしっかり丈夫に作られています。
bumper比較R
軽量化全盛だったこの時代としては理に叶った設計であり、質実剛健、誠に高品質。


初期モデルはVISAの時代のPP加工技術、後期はAXの時代ですから、たった数年とはいえ、
自動車製造技術の革新を痛感し、より良い製品作りに挑むメーカーの取組みに感服します。

それなのに、なぜ私は、品質の低い初期生産分のパーツをわざわざ取り付けるのか。。。
本物の初期型BXを買えば良いものを、ここまでやるのは何故か?と自問する日々(笑)。

安直な流行語と化したようでキライな言葉の筆頭ですが『自己責任』とはまさにこれ。
こうしたコトを自分がどう捉えどう考えどう納得するか。
十数年前の私はこれを熟考し、これを胸に刻み、己を恥じつつ ”改悪” を行ったのでした…
いやはや。。。



最後にざっと総括をば、、、
初期モデルコンバージョンによって内装は後期、外装は初期という己の理想を具現化でき、
愛車として東奔西走、充実した愉快な日々を存分に提供してくれました。
その間、困るようなことは何らありませんでしたし、継続車検も問題なし。
ただし…慣れない整備工場では型番違いの間違った部品を取り付けられそうにもなり、
相手によっては年式や ”改悪” の事実を正しく報告しないと面倒なことになりかねません。
そうした点で多少なりと余計な気を回したりもしたものです。。。



長くなりました。
BX0006.jpg
これにてレポートは終了です。


写真がばらばらでちょっと見辛い内容となってしまいましたが、、、


お役に立てれば幸いです。
ベイクス冬R
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

左ハンドルのAT車はほとんど右手を使わないで済む。

右手しびれーしょんの件。
日常生活程度ではひどい痛みやシビレは感じなくなってきました。
でもPC操作についてはどうかといえば、まだチョットね。。。


ならば乗用車の運転についてはいかがでありましょうや。
そろそろっと試してみたところ…


我が方のCitroën Xantiaは、左ハンドル、AT仕様。
XA_20150115bR.jpg
故に、そもそも右手を使う必要がほとんどありません。


ヘッドライト+ウインカーレバーも左手だけで操作できるし。
20150123XA_1R.jpg
ZF製ATのセレクターレバーも、基本Avantに入れたままであまり動かさないし。


たぶんフツーの人よりサイドブレーキを多用するので、その時は右手を使うものの、
それ以外の運転操作はほとんど左手だけで事足ります。


ですから、大きな問題はなさそう。


いつもらくちんなXantiaですが、、、
XA20150105bR.jpg
こんな時には、なおさら、らくちん。ありがたや。


それにしても、人体に備わっている回復力ってゆーのはすごいもんです。
どうにか元に戻ろうと、首や肩や背骨辺りの筋肉が懸命に努力を続けているのでしょう。
まだ本調子ではないので、無理せず、羊年だけど牛歩のペースでめぇりやす。
めぇめぇ。

あの日、空は青かった。

私が白馬村へCitroën ami6で出かけたのは、、、
hakuba02R.jpg
かれこれ15年くらい前であろうか。。。


高速を降りたら途端にエンジンがぐずりだし、急いで路肩に寄せキャブ調整したっけ。
山の上に来たのだなぁ、東京とは高度が違うのだなぁ、そう感じた瞬間だった。
そして帰路も、高速を降りたらまたもやエンジンがやいのやいのと文句を言い始め、
環8沿いのファミリーレストランに立ち寄り、駐車場でキャブを元のセッティングに…


そんなことより何よりも印象的だったのが、白馬の澄み切った空の青さでありました。
眩しいほどに真っ白な山並みが映える、深くて美しい青。。。


早期の復旧を、心よりお祈り申し上げます。


なんたって17歳のCitroën Xantia VSXは高速移動が得意。

6月末のこと。
仕事の合間に都心を離れ、今年で御歳十七になる Citroën Xantia を駆って御殿場へ。
某銀行某支店において、とても大事な用件がございまして。


およよ。自分で運転しての長距離移動は、腰痛を患って以降ではこの日が初めて。
御殿場行20140627bR
不安はありつつ、休憩とりつつで、酷い痛みに見舞われることなく任務遂行してきました。



さて、ここからが今日の本題。
御殿場での用件を終えたあと、ちょっと足を伸ばして箱根へ移動。
『箱根模型工房クラフト』を訪問し、35年来の親友 S君に会ってきました。


閑静な仙石原の一角に佇む、かわいらしいコテージ風の建物が『箱根模型工房クラフト』。
クラフト20140627bR
おしゃれな店内からオープンデッキに出ると…

眼前に広がるのは大規模なヨーロッパ式庭園鉄道!すごい!思わず童心に返っちゃうよ。
クラフト20140627aR
おっきいお客さんも、ちっさいお客さんも、ここに来ればみな大興奮!。

…但し、現在のところ庭園鉄道は未完成のため、今はまだプレオープンの期間。
クラフト20140627cR
完成はまだ先の先ということで、今日も拡張工事(つまり模型制作)が鋭意進捗中。

箱根の豊かな自然に囲まれて日々成長を続けるクラフトさんのド迫力な庭園鉄道、、、
クラフト20140627dR
まだプレオープン中ではありますが、ぜひとも皆さん、足をお運びくださいましね。


あー。うーん。しまった。
ちょっと現地でリラックスしすぎてしまい、ちゃんとした写真を撮るのを失念しまして、
この庭園鉄道の魅力をお伝えするに相応しい写真がまったくもってございません。
ごめんなさい。

でもね、大丈夫。クラフトさんのHPには、様子がよく判る素敵な写真がたくさん。
興味がおありの皆さんは、ぜひ下記HPをご覧になってくださいまし。
楽しいですよ!お出かけの際はHPで営業日をご確認くださいね!

↓『箱根模型工房クラフト』HP(S君のブログもあるデヨ)
http://www.craft-s.com/

  「S君、プレオープン1周年おめでとう!また遊びにいくよ!」




さてさて。
ここで、Xantia VSX 97モデル (生まれは96年11月…) の燃費についてご報告をば。


時速70kmを超えないと4速に入らないZF製ATは、明らかに高速向けのセッティング。
xan_20140712R.jpg
一般道では基本3速ギアで走行していることになり、どう考えたって燃費に不利ですな。


実際、都内を徘徊した数値はリッター7km台と低迷気味ですが、なんせ90年代生まれだし、
旧型8バルブ2リッター、おまけに車重が1,380kgとあってはそんなものかって気もしたり。

ならば高速道主体での燃費はどうなの?ってわけで、この機会に計測を実施。

今回、満タン方式で計算したところ、距離258kmに対してガソリン21.5Lを消費、
1リッターあたり12kmを記録しました。
帰路のこっぴどい渋滞(東名高速及び都内一般道)を含めての数値ですから、
空いた高速道で、しかもエコランにチャレンジできれば、14km/L位はいきそうですよ。


そんなわけで、以前所有していた紅いBX16TRS(キャブ+AT)より良好な数値でしたな。
P1010646RR.jpg
乗り心地もBXより洗練されてて秀逸だし (あくまで私見)、おおむねヨシヨシであります。


しかし…こんな感じで箱根での楽しいひと時を過ごせたものの、足腰の状態を考えると、
自動車での長距離移動はなるべく避けた方が無難だよなぁ…とあらためて実感。
ま、適度に、それなりに、が正解なのでしょうな。



そうだ。
今日のお題とは関係ないけれど、、、

二子玉川の駅周辺もずいぶん変わったものだね、おっきな建物がにょきにょき。
車窓にこたま02R
私が住んでいたのは中2〜中3の頃だったから…変わって当然…なのかなぁ。

所謂ウイークポイントとされているアレコレ。

私の、じゃなくて、クルマのウイークポントのお話ですよ。
梅雨入り前の5月下旬頃かな、ですからだいぶ日が過ぎておりますが、、、


Xantiaのエンジンを始動して軽く暖気中のできごと。
GSホース_外観R
虫の知らせ??ではないけれど、フト思い、ボンネットを開けてみたところ…

うひょう。ガソリンがじょぼじょぼ漏っておりました。
GS漏れ_20140520bRR
危ない…でも慌てず騒がず(ami6で経験済だからネ)冷静にエンジンを止めてよく観察。

やっぱり。漏れ易いと巷で噂のインジェクターデリバリーパイプのジョイント部から。
GS漏れ_20140520aRR
漏れの原因として真っ先に上げられるのが、ここのホースバンド。だけれど…

コレ…半年ちょい前、乗り出しの際に交換してくれた国産ホースバンドだ…
たしかに純正バンドは構造もアレだし、国産バンドに交換するのは賢い選択だけど、
でも、そもそもゴムホース自体が経年で硬化してるだろうから、どーかなと思ったわけ。
バンドだけ換えてもさ、予防のためにはホースも換えとかなきゃ、とね。

ある意味、良いタイミングなので、すぐさま新品のホースと交換をば。
GSホース_01RR
(もちろんホースバンドも)

ふむふむ、インとアウトが一体になった面白い形状のホースです。
GSホース_02RR
ということはつまり個々には交換出来ないのか、昔のシトロエンみたいには。

実はこの症状、冷間時におけるエンジン始動の際に漏れるのであって(ホースが硬い)、
ちょっとエンジンを回してから止め(ホースが暖まる)、漏れたガソリンを拭き取って、
それからエンジンを再始動すると、漏れは止まって一応走れるようになるんですよね。
ま、それはともかく、、、

この機に乗じてフュエルフィルターも新品に交換。
フュエルフィルタ
車輛の下によっこらしょと潜って覗かないと見えませんが…これにて一件落着。


さてさて、私見ですがZX以降のシトロエン車(つまり90年代以降デビューした車種)は、
それ以前に比べて部品の耐久性能がどうにも劣っているように感じております。
(若い頃に乗ってた91年型ZX 1.6 club なんぞも結構タイヘンだったなぁ…)

もちろんゴムやプラスティック類は特に顕著だけれど、オルタやセルモータなんかも然り。
そのあたり、言ってみればクルマなりの歳相応なウイークポイントってところでしょうか。

そこはそれ、上記フュエルホース劣化のように我が方のXantiaも例外ではないわけで、
三匹のこぶたの三番目じゃないけれど、備えあれば憂い無し、先手必勝、なのであります。


距離はまだ4万kmなれど、新車登録から17年目を迎えたこともあり、、、
xan20140507aR.jpg
兆候を感じたり、或いはそうでなくても予防的な意味合いから、アレコレ対策中ナリ。



まずはブレーキバルブ、年度末の車検時にリビルト品と交換。
ブレーキバルブnewR
LHMが車内に漏れ出すとたいへん!なので、僅かな滲みを見つけたら即交換です。


ヒーターコアも新品に。経年により遅かれ早かれLLCが漏れてしまうので。
ヒーターコアnewR
ヒーターホースについては…なぜかキレイな状態。ふしぎ。過去に交換歴アリか??

ところで、、、
漏れた時の延命処置として漏れ止め剤を冷却系やハイドロ系に使う傾向があるようですが、
私は使いません。
部品が手に入らず一時しのぎとして止むを得ず、であれば仕方ないのかもしれませんが、
長い目で見たら良いことはひとつもないですから。


えーと、それからヘッドライトスイッチ。同年代のプジョー車と同じくコレも故障し易い。
ヘッドライトSW01R
接点の摩耗で生じる金属粉がグリスに混じる等して通電し、カチカチ誤作動するのです。

故にカチカチ鳴り始めたら即交換。悪化する前に外せば分解・清掃して再利用できますし。
ヘッドライトSW10R
次回(笑)のための予備として、外した方はとりあえず部品庫に保管しときます。


その他、3WAYジョイントやスピードセンサー、ATセレクターレバー等は既報のとおり。
3way ユニオンほか
それから、あと何だっけ…いろいろ乗り出し時にぱっと対策済み。


そして懸案だったABSの故障。
20140312ABSランプ
走行中に警告ランプが点くと、ABSが効かなくなる。

ま、ABSなんて効かなくても一向に構わないが、効くか効かないかの時はちょっと恐怖。
一時話題となった、T社のPリウスがエネルギー回生時に一瞬ブレーキが効かなくなる症状、
アレに似た感じというか。

或いはシトロエンのセンソドライブ車で、エンブレ効かせながらフットブレーキで減速中、
オートでシフトダウンされると一瞬すとん!とブレーキが抜けたようになる、あの感じ。

ほんの一瞬の出来事なんですが、走行中に発生するので、さすがにこわいコワイ(笑)。
センサーを清掃してみてもすぐに再発してしまい、長らくモヤモヤしておったのですが…

英国のショップにて安価なABSセンサーを見つけたので、思いきって購入。
ABS_aR.jpg
しかし社外品は安い!4個合計で100ポンドほど!びっくり!。

でも社外品は注意しなきゃなりません。ちょっと作りが雑なので樹脂のバリが結構多い。
ABS_bR.jpg
磁気センサーとはいえ接触不良を起こさぬよう、バリをキレイに剥いてから装着します。

さぁ動作テストだ。ABSセンサー交換後、しつこく試走を繰り返すも、、、
メータ02_20140516R
走行中に警告ランプは一度も点灯せず。よし。治ったー。


で…
なぜかABSが治った翌日、例のカタコト鳴る異音がまたまた始まった。
一旦治まっていたのに、なんでだろー、うーむ。

どうやら元気らしい。

そういえば…


Xantia V-SXと入れ替えで、我が方から去っていったシトロエンAX14TRS。
AX1114_1R.jpg
ちゃんと某所で元気に過ごしているそうな。


思い起こせば…
最後の日に挑んだ片道ドライブは、誠に印象的なものでしたよ。
いつも以上に活発な走りと、穏やかでスムーズな乗り心地を堪能しつつ、
西へ、西へと一直線、ただひたすらに、ただひたむきに…


それはもう、今までで最も素晴しい、絶品ドライブだったんじゃなかろーか。
AX1114_7R.jpg
ま、シトロエンにしてはいささかキビキビ走りすぎ、かもしれないけれど…?


2年間ありがとう。
代官山AX02R
ばははい。末永く元気でね。


Xantia 継続車検

Citroën Xantia V-SXの継続車検、完了。
xan20131230hR.jpg
これまでに必要と思しき箇所はおおむね整備してあるので、比較的らくちんでした。



車検ステッカー。
車検シール03R
今のようにサイズが小さくなって、もう何年経つのだろう?。


古いステッカーを剥がして…
車検シール01R
ガラス面の清掃&脱脂を行い…


新しいステッカーをフロントガラスにぺたり。
車検シール04R
おーけー。これから2年間どうぞよろしく。



今回の整備内容は、Egオイル (&エレメント)・ATF・LLCの交換 (これらは定番ですね)、
LHMフルードは3ヶ月前に全量交換済みだから今回は見送るとして、Fブレーキパッド、
ついでにサーモスタットも念のため交換。
20140329_EgルームR
それから、この機会にブレーキコントロールバルブをリビルト品と交換。
僅かですがLHMの滲みが生じ始めていたので、大事に至る前に。



ハイドロ車のブレーキバルブは要注意箇所。
最悪の場合、シールの劣化によりLHMが車内側にじわじわと漏れ出てしまう。
フロアカーペットの裏側に流れ込むため、普段乗っていてもなかなか気づかない。
そうこうするうちカーペットはタプタプベトベト、終いには自走不可となってしまいます。
(BXの症例もよく聞きますね…私自身、経験したことはないけど…)


ですので、今回ブレーキバルブからのLHMの僅かな滲みをご指摘いただき助かりました。
少しでも兆候を認めたならば、早めの部品交換を。
コレ、シトロエン等のフランス車に限らず、どこの国の自動車においても鉄則ですナ。
というわけで、モダンサプライさん、ありがとうございました。



「シトロエンは壊れ易い」なんてよく言われるけれど、その表現は適切ではなくて、、、
桜20140405_08R
「壊れる前に予兆を示して、部品の交換時期を教えてくれる賢いクルマである」といった
表現の方が実は正しい、とワレ思う。



その場合、乗る側のセンスも試される、とも思うわけで、、、
桜20140405_11R
そのあたりもシトロエン車を愛でる醍醐味なのであります、たぶんね。


À bientôt!

プロフィール

喜多村

Author:喜多村
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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