科学のためナンデス。

科学…というと技術と結びつけて連想される方々がまだまだ多いみたいですが、
そうじゃないンデス、学問ナンデス。


きょーれつに寒いよっ!!!と感じた某日の朝。


東大 赤門前にて待ち合わせ。
T大20150209bR
試験期間中なのでキャンパス内の皆さんなんとなくピリピリ(そうでもないか)。



以下、私信。

ちぃさん
研究室へのご帰還、おめでとうございます。
これからもお世話になります、宜しくお願いします。
お仕事、がんばってくださいね。

Sさん
ご協力いただけることとなり、とても嬉しく、また心強く思います。
いろんなケースが有り得そうですが、宜しくお願いします。
そして来週の『受渡しの儀』(笑)、楽しみにしております。



それで、えーと…
チョコバニラ
関係ないけどコレがなかなか美味しいンデス。バニラの香りがいぃンデス。


それではどろん。

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科博『ヒカリ展』

我が右手のしびれーしょん状態はといえば、少し良くなったかな、という感じ。
とはいえまだまだまだまだ本調子ではナイのでアリます。
でも右手の痛みなんかよりも、今は、心の方が強く深くずきずきと痛みますな。
日本人としてはもちろんのこと、地球人としても、でありますよ。
悲しい。虚しい。悔しい。しいしいづくしでござんす。。。


ところで、科博で開催中の『ヒカリ展』。
hikari00.jpg
皆さんはご覧になりましたか?


↓なんだっ!この機械は!?
hikari01R.jpg
と思った方も、、、


↓いったいこれは何じゃ!?
hikari02R.jpg
と思った方も、、、


↓わぁ綺麗。モルフォ蝶ってなんで光って見えるの!?
モルフォaR
って疑問に感じた方も、、、


東京・上野の科学博物館へ足をお運びくださいましね。
hikari04R.jpg
我々人類は決して野蛮で愚劣なだけの存在ではないってことの確認のためにも、ぜひ。


↓うわ、こっちのモルフォの鱗粉を浴びると巨人になっちゃうらしいよ!?
モルフォbR
いやいや、『ウルトラQ』の見過ぎでございますね…(TOKYO MX 2にて再放送中)。


ひとまず、こんな感じで。


えいえいおー。

科博『ヨシモトコレクションの世界』展

うわぁ。
お知らせするのが遅くなっちゃった。


東京・上野の科学博物館にて開催中の『ヨシモトコレクションの世界』展。
YOSHIMOTO01R.jpg
本物を見に、皆さんも、ぜひ!


展示されている剥製の数々は、収集された日系二世ヨシモトさんの人生そのもの。
YOSHIMOT04R.jpg
ヨシモトさん、あなたはあの時代を如何に生き、何を遺されたか。
これらを見て学ぶ我々は、今を如何に生き、何を遺してゆけるのか。


2015年1月18日まで!
YOSHIMOT02R.jpg
間もなく会期終了ですので、お早めに!


貴重な剥製をじっくりゆっくり拝見し、、、
外へ出たらすでに真っ暗!すっかり夜になっててびっくり!
hikari05R.jpg
夜の科博はライトアップされてキレイですね(♪)。


そうだ。科博に行かれたら、
地球館3Fフロアの動物たちの常設展もぜひ見てね。
ヨシモトさんの膨大な数の剥製が展示されていて誠に壮観、素晴しいですよ。


そういえば…
3Fフロアの映像制作は、私がフリーになっての初仕事だったっけ。
そしてその年は、母が死去した年でもあり…
あれから11年かぁ。。。

イグ・ノーベル賞 2014!!

じゃじゃん。
皆さんお待ちかね(でもないか)。
この季節に毎年お伝えしているイグ・ノーベル賞についてでございます。
今年は9月18日に授賞式が開催され、次のような研究が選ばれたんだそうですよ。


トーストにできた焦げ目をイエス・キリストの顔だと認識した時に脳に起こる現象の研究。
ひどい絵を見せられた時の不快さに関する研究。
豚肉が鼻血を抑えるのに効果があるとした研究。

そして、我が日本から。
摩擦係数を測定することで、バナナの皮の滑りやすさを学術的に実証した、
北里大学の馬渕清資教授ら4人の研究チームが物理学賞に選ばれました。
日本人研究者のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続なんだそうです。
なんて優秀なんだろう!すばらしい!拍手!

それとシロクマに変装した人間をトナカイが見た時の反応を調べたノルウェー人チームが、
北極科学賞を受賞したんだそうです。
皆さん、これまでの血の滲むような努力が実って良かったですね!


また、2005年に栄養学賞を受賞されたドクター中松さんが基調演説をなさり、
ご自身が癌と闘いながら「癌撲滅食を発明した」と発表、聴衆の喝采を浴びたそうです。
どうか、がんばってください!


今年もイグ・ノーベル賞のおかげで愉快な気分になれました。
関係各位の皆さん、いつもありがとう!
では引き続きアニメ制作に励むとします。ばははい。



そうそう、以下おまけでございます。
このアカデミックな記事に相応しい写真が何もナイので、今回はコレ。
歩きキケン01R
該当する皆さん、ほどほどに。

『ケモノノカタチ』展

文京区教育センター 別館一階にて開催中の『ケモノノカタチ』展。
ケモノノカタチ展04R
お子さんたちに向けた、東大総合研究博物館の標本展示です。


規模は小さめながら、そこで見られるのは貴重な学術標本の数々。
中にはちょっと触れてみることのできる標本もあったり。
入場無料、3月4日(火)まで開催中。

http://www.bunkyo-tky.ed.jp/ed-center/

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2013kemononokatachi.html


お子さん連れで、どうぞ足をお運び下さいまし。


ここで知の源泉と対峙し、、、
ケモノノカタチ展01R
ご自身の探究心を磨いてみてくださいましね。


À bientôt!

科博 特別展「深海」ー挑戦の歩みと驚異の生きものたちー

国立科学博物館で開催された特別展「深海」ー挑戦の歩みと驚異の生きものたちー
科博深海展21R
会期は本年7月6日 ( 土) ~10月6日 (日)…すでに終了しております。


この深海展へ見学に出かけたのは、もうだいぶ前のこと。
いまさら…ですが、ここでちょっとご紹介を。


いただいた招待券を握りしめ、意気揚々と科博の御門をくぐり抜けると…


↓展示室に入ってまず目を引いたのが『有人深海調査船しんかい6500』のモックアップ。
科博深海展01R
館内スタッフのお嬢さんに「コレ本物デスカ?」なんてばかな質問をしちゃったりして、
いえねぇ、ちょっと声をかけたかったものだから…
そんなことより船の大きさと人が入るスペースの狭さのギャップにあらためて驚く。
深海の水圧って、すごいんだ。


↓こちらのハッチも同じく、その厚さといい気密性保持のための装備といい、、、
科博深海展02R
再度実感…やっぱり深海の水圧って、すごいんだ。


↓『深海調査研究船かいれい』のミニチュア模型、深海調査の様子が俯瞰できて楽しい。
科博深海展03R
『遠隔操作無人探査機かいこう』(以前お仕事でお世話になった)が潜行中でありますな。


そしてお待ちかね、深海生物のコーナー。
とはいえ異質で異形な生物の標本ばかり。

たとえば…
科博深海展04R

これとか…
科博深海展06R

これも…
科博深海展08R

↓これは…チョウチンアンコウ(チョウチンというけど発光器がすごいカタチしてる)。
科博深海展10R
他にもまだたくさん標本が展示してありましたが、このへんにしておくとして…


それにしてもすごい。
おぉ!さすが科博!と雄叫びを上げたくなるほど標本展示が充実しておりました。
そして、採集できる数が限られておりましょうから研究するのもたいへんなわけで、
種別に分類するだけでもしんどいだろうなぁ等と研究者諸氏のご苦労を偲びつつ、、、


いよいよ本展示における主役のご登場。


↓ダイオウイカの標本…大きい…いや巨大だ。
科博深海展12R
こういうのを眼前にすると、今まで騒いでた坊ちゃん嬢ちゃんもシュンとしちゃう。


ダイオウイカ…あらためてその大きさに驚く。
でも地球のポケットと呼ばれる深海(←映画『ゴジラ』のセリフ)には、
もっと巨大なダイオウイカがきっと棲息しているに違いないんじゃないカナ。

まだまだ、我々人間には未知の世界なんだなぁ、深海は。。。

そう考えると、より大きく深く育ってゆくのであります、探究心というものが。
それこそが科学の本質なのだ…とワレ思ウ。


さて。


今回の展示でいろいろ教わりましたが、中でも発光器を備える深海生物に関して。
深海生物の大多数は様々な目的から何らかの方法で発光しますが、
あえて『身を隠すため』に深海中で己を光らせる生物がいるとは知りませんでした。
勉強になりました。


そしてひとこと。


展示映像がすべてNHKの番組を再編集したものなんですな。
ソコのところだけがちょっと残念。
でも仕方ないんです、それが大前提で実現した企画展ですのでね。
それに、すでにテレビで公開済みとはいえ貴重な映像が目白押しなんで、
それだけでも充分素晴しいし、見る価値も大いにあるというものですよ。


以上。


貴重な標本類を拝見し、その素晴しさを堪能できて嬉しいです。
科博深海展20R
どうもありがとうございました。

イグ・ノーベル賞 2013!!

さてさて、毎年お伝えしているイグ・ノーベル賞。
今年も9月12日に授賞式が開催されましたよ。

以下にAFP通信の記事と、それでは内容が不充分なため、朝日新聞の記事もご紹介。
 
……………………………………………………………………………………………………………


『イグ・ノーベル賞、「タマネギ涙」の謎に挑んだ日本人も受賞』
(AFP通信の記事より)


ノーベル賞(Nobel Prize)のパロディー版、第23回「イグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prizes)」の授賞式が12日、米ハーバード大学(Harvard University)で行われ、「人々を笑わせ、そして次に考えさせる」研究を行った科学者らに、正真正銘のノーベル賞受賞者たちから賞が手渡された。


自腹で授賞式に参加した受賞者には各1分間のスピーチ時間が与えられたが、持ち時間は8歳の「無情な」少女がきっちり管理した。


各賞の受賞者と受賞内容は以下のとおり。


・平和賞
 公共の場で拍手をすることを違法としたベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領と、腕が1本しかない男性を拍手をした罪で逮捕した同国の警察が共同受賞。


・安全工学賞
 飛行機をハイジャックした人物をわなにかけて箱詰めにし、パラシュートで警察に引き渡すシステムを発明した、米研究者の故ジュスティーノ・ピッツォ(Gustano Pizzo)氏が受賞。


・確率賞
 ウシは横たわっている時間が長くなればなるほど、もうすぐ立ち上がる確率が高くなるとの研究結果を発表した英蘭カナダの共同チームが受賞。同チームはまた、1度立ち上がったウシがいつになったら次に横たわるかを予測するのは難しいことも発見した。


・物理学賞
 人によっては、池の表面を走れる身体能力がある可能性を発見した研究チームが受賞。ただし、月面であることが条件。


・生物学賞および天文学賞
 道に迷ったフンコロガシは天の川を道しるべに帰巣することを発見したスウェーデン、オーストラリア、ドイツ、英国の国際研究チームが受賞。


・心理学賞
 酔った人は自分のことを本気でもっと魅力的だと考えていることを証明した研究チームが受賞。


・化学賞
 タマネギを切るとなぜ涙が出るのかという長年の疑問に取り組み、「生化学過程はこれまで認識されていたよりも、ずっと複雑だった」という結論に至った日本とドイツの国際研究チームが受賞。


・考古学賞
 トガリネズミの死骸を湯通ししてかまずに飲み込み、人間の消化器系内でどの骨が消化されるかを確認するために、自分たちの排泄物を入念に観察した米国とカナダの国際研究チームが受賞。

……………………………………………………………………………………………………………


『日本人研究者が「医学賞」と「化学賞」を受賞した。日本人の受賞は7年連続』
(朝日新聞デジタルの記事より)


 医学賞を受賞したのは帝京大医学部の新見正則准教授(54)ら。マウスの腹に別の心臓を移植すると、その心臓は免疫の拒絶反応で8日後には鼓動が止まる。ところが手術後にオペラ「椿姫」を聴かせ続けると、平均26・5日、最長約100日間も心臓が動き続けた。モーツァルトの音楽でも同じ効果があったが、地下鉄の雑音ではだめ。鼓膜を壊すと効果はないため、音楽が脳を介して免疫反応に影響していると考えられる。

 授賞式では、マウスの姿で登場した共同研究者らがオペラを歌う隣でスピーチをして、会場を沸かせた。外科医の新見さんは音や匂いが免疫に与える仕組みを研究する。「いずれはノーベル賞に値する研究にしたい」と意欲を語った。


 化学賞に選ばれたのは、ハウス食品ソマテックセンター研究主幹の今井真介さん(56)ら。タマネギを切ると涙が出てくる。この成分は、タマネギやニンニクの風味をつくる成分と同じ酵素でつくられると考えられてきたが、今井さんらは催涙成分が別の酵素から作られることを突き止め、2002年に英科学誌ネイチャーに発表した。

 この酵素を働かなくすると、風味の成分はそのままで涙が出ないタマネギができた。遺伝子組み換え技術を使ったため「今のところだれも食べていない」と言う。

……………………………………………………………………………………………………………


というわけでした。
本気の大真面目な研究成果なのに、ユーモアセンス満点で笑っちゃうでしょ?。
うふふ、楽しい。


それで毎年のことですが、、、


このアカデミックな記事に相応しい写真が何もありませんので、
今年は『コノハチョウ』の写真をば。


↓たしか私が8〜9歳位の頃じゃなかったかな、今は亡き父からもらった標本です。
コノハ1
コノハチョウ…その名のとおり、、、


↓羽をたたむと木の葉にそっくり。
コノハ3
(経年劣化で触覚が折れてしまっているのはご愛嬌)


↓あはは。よく見ると「コノハチョラ」って書いてある。
コノハ2
この誤字に今日初めて気づいた…40年近くも経つっていうのにねぇ(笑)。


しかしナンでしょ、アレでしょ…
自分を外から客観視して隠蔽擬態の具合を確認しない限り、こういう模様を作り出すことは
できないと思うんだがなぁ…でも現実にコノハチョウにはそれができたわけで…

昆虫ってホンッッットにふしぎ。。。

『東大古生物学展』ふたたび。

先週某日。
いつもの会合(忘年会Version)の前にちょっと時間があったので…

東京大学総合研究博物館で開催中の『東大古生物学展』をあらためて見学。
東大古生物学展1

貴重な化石資料と研究者諸氏の偉業の数々で知る、我が国の古生物学130年の軌跡…
東大古生物学展3R
その”始まり”としてあまりにも有名な、あの”ナウマン象”の化石も!!!!!。

2013年1月11日(金)まで開催中。
東大古生物学展2
入場は無料です。ぜひ足をお運びくださいませ。


昨年に引き続き、本年もさまざまなご縁を賜りまして、
todai20121211_7R.jpg
誠にありがとうございました。


イグ・ノーベル賞 2012!!

毎年ご紹介しているイグ・ノーベル賞、今年は如何に??

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロイター 9月21日(金)配信
イグ・ノーベル賞、「おしゃべり妨害装置」で日本人2人受賞

9月20日、ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が行われ、おしゃべりな人の話を妨害する装置「スピーチジャマー」を開発した日本人2人が受賞した。写真はそのうちの1人、塚田浩二さん(2012年 ロイター/Jessica Rinaldi)
[シカゴ 20日 ロイター] ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が20日に行われ、おしゃべりな人の話を妨害する装置「スピーチジャマー」を開発した、産業技術総合研究所研究員の栗原一貴さんと科学技術振興機構研究員の塚田浩二さんの2人が「音響賞」を受賞した。

スピーチジャマーは、話し続ける人に対して、その人の音声をわずかな時間をおいて送り返す仕組み。そうすると、発話者はうまく話すことができなくなるという。

同賞を1991年に創設したマーク・エイブラハムス氏はスピーチジャマーについて、将来的に様々な目的に活用できるとの考えを示した。

今年の授賞式では、「体を左に傾けるとエッフェル塔がより小さく見える」という研究を行ったオランダ出身の心理学者らが「心理学賞」を受賞したほか、「コーヒーを持って歩くとなぜこぼれるのか」を調べた米カリフォルニア大学の2人に「流体力学賞」が贈られるなどした。

授賞式は米ハーバード大学で行われ、過去のノーベル賞受賞者らが賞を授与した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…でありました。
上記の記事中、『過去のノーベル賞受賞者ら』とあるのは『過去のイグ・ノーベル賞受賞者ら』の間違いではないかと思いますが、、、まぁいいか。
受賞者のみなさん、誠におめでとうございます。
ぱちぱちぱち。

この素晴しくアカデミックな記事に相応しい画像がないので、こんなものでも。
コインチョコ
ノーベル賞の祝賀パーティが行われるストックホルム・シティホールのコインチョコ。

ちなみに「コーヒーを持って歩くとなぜこぼれるのか」について私も私なりに真剣に、
アレコレ考察してみたのですが、、、

↓モンティ・パイソンのばか歩きコントに登場する秘書の姿しか思い浮かびませんでした。
bakaaruki1.jpg
ばか歩き省の秘書がコーヒーを持って歩くとなぜこぼれるのか?…ばか歩きをするから(笑)。


『生きる形』展、回顧。

東京大学総合研究博物館の『生きる形』展。

生きる形展入口

ワタシも関連行事において講師を務めさせていただいた今回の企画展、
すでに9月1日をもって終了しておりますが、ここで展示の様子を少しだけご紹介。
あなたにとって『生きる形』とは何を意味するものぞ?。

生きる力オブジェ1

生きる力オブジェ2


おしまい。


東大博物館 レセプション

東京大学総合研究博物館 特別展のレセプションにお誘いいただき、
4月19日 (木) 夕方、参加してまいりました。

120419_19R.jpg
ほねほね。

くわしくはまたの機会に。。。


イグ・ノーベル賞 2011!!

去年もBLOGに書きましたけれども、今年もやったぞ!! イグ・ノーベル賞!!。
以下、ロイター発 9月30日(金)12時1分配信の記事をお楽しみくださいまし。

……………………………………………………………………………………………………………

イグ・ノーベル賞、「わさび火災警報器」で日本人7人受賞

 9月29日、イグ・ノーベル賞の授賞式が行われ、「わさび火災警報装置」を開発した日本人7人が「化学賞」を共同受賞。

 [29日 ロイター] 
ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が29日に行われ、わさびのにおいを使って火災を知らせる「わさび火災警報装置」を開発した今井真滋賀医科大講師(49)、田島幸信・香りマーケティング協会理事長(57)ら日本人7人が「化学賞」を共同受賞した。

 わさび警報装置は、火災発生時にわさびのにおいがする気体を噴射し、眠っている人を起こす仕組みだという。

 このほか、「医学賞」は尿意が意思決定に及ぼす影響を調べた米ブラウン大学などのチームに、「公衆衛生賞」は高速道路で運転するドライバーの注意力の散漫について研究したカナダ・トロント大学のジョン・センダース氏にそれぞれ贈られた。「心理学賞」は、人がため息をつく理由を解明しようとしたノルウェー・オスロ大学のKarl Halvor Teigen氏が受賞した。

 授賞式は米ハーバード大学で行われ、過去のノーベル賞受賞者らが賞を授与した。日本人の受賞は5年連続だという。

……………………………………………………………………………………………………………

わはは。楽しい。NHKの『爆門学問』でも取り上げられたイグ・ノーベル賞。
だんだんメジャーになってきたようでワタシもウレシイ(関係者ではないけど)。

でもって去年もそうでしたが、今年もこのアカデミックな記事に添付する写真がなにもない。
なので、ぶたやぶたまるの写真でもご覧下さい(これまた何ら関係ないけど)。

↓東京・大田区の武蔵新田駅近くにある『ぶたやぶたまる』。
butamaru2.jpg butamaru1.jpg
おもしろい名前でしょ?。

ブヒッ。


『恐竜博2011』@科博

夏休みの混雑時期を避け、9月も中旬になってようやく行ってきましたよ。

国立科学博物館『恐竜博2011』。
kyouryuu5.jpg
がおー。

ワタシの恐竜に関する知識の大部分は、子供の頃に培われたようなもの。
きょうりゅうのなぞR
↑学習科学まんがシリーズ『恐竜のなぞ』昭和45年 立風書房刊
  (今も大切にしているかつての愛読書デス)

古生物に関する新しい発見や進化についての研究はものすごい勢いで進んでおり、子供の頃に学んだ如き古い知識は新しい発見によって次々と塗り替えられて、過去の常識が現在の恐竜論争においては全く通用しないことも稀ではありません。ワタシも己の恐竜に関する知識の大幅な遅れを取り戻すべく、今回の展示に挑んだのでありました~。

博物館の展示内容は現場で見学しなければなんにもなりません(あたりまえですね)。
ですので、ここではその一部のみ、さらりとご紹介いたしましょう。

今回の展示の目玉でもあるティラノサウルスとトリケラトプスの化石標本。
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最新の学説に基づく復元が施されておりまする。迫力満点!。

かつて科博の入り口付近に展示されていたアロサウルス(懐かしい!)も、、、
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尾を上げた姿勢に復元し直した結果、幼少の頃に見た姿とはポーズが異なっています。

最近のトピックスである始祖鳥や羽毛恐竜についても多くの化石標本が展示されていまして…
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もうね、恐竜に羽毛があった証拠は次々に発見されてますから、数の多さに目が回りそうです。

このほか羽毛を有したティラノサウルスの姿など、様々な"新しい学説"を目の当たりにすることができる『恐竜博2011』。この驚きを、ぜひとも多くの方々に味わっていただきたいものです。

それから…このことはぜひとも書かねばなりません。
今回の展示の一番最後に、東北地方で被災した博物館や資料館、その他の文化施設をレスキューしに出かけた皆さんの活動の記録が展示されています。
kyouryuu8.jpg
震災では、多くの研究資料が流され、標本が破壊され、職員の方々の尊い命が奪われました。
この展示を見て、、、
自ら出かけて救助にいくべきなのに、それができないワタシは力ない自分を恥じました。
kyouryuu9.jpg
博物館は…資料館は…先人たちが遺し、積み上げてきた発見や研究を、未来へつないでいくための施設です。私達はこれらの発見や研究の成果を、未来へ引き継ぐことをやめてはいけません。立ち止まることも、後戻りすることも許されないのです。
この展示を見た皆さんは…どのようにお感じになられるでしょうか…。

国立科学博物館『恐竜博2011』。
kyouryuu1.jpg
会期は10月2日までですから、あとわずか。

きっと。まだ間に合う。と思う。ので、宜しければぜひっ!行ってほしーの!。


ウナギ>フシギ

先週、東京大学総合研究博物館で開催中の「鰻 博覧会」展に行ってきました。

東大総合研究博物館は、東京大学 本郷キャンパス内にあります。
耳の樹00
↑懐徳門を入って右側正面が入口です。

↓展示フロアはこんな感じ。
鰻展1

昔から栄養価の高い食材として親しまれてきたウナギは、食文化に留まらず、我々日本人の営みに深く関わってきました。そんなウナギを自然科学のみならず、社会科学、人文科学の視点からも多角的に捉えて理解を深めよう、というのがこの展示の試みであります。

ところで、ご存知かもしれませんが、、、
実はウナギの生態については今もよくわかっていないことが多いのです。
どこだかわからない海の彼方で孵化し、何千キロも旅をして日本の河川へとやってくるらしい…ということまではこれまでにもわかっていたのですが…。

日本の研究船「白鳳丸」によりウナギの産卵場に関する調査研究が始まったのは1973年。以来、今日まで約40年間も続けられてきた研究の最新の成果をこの展示で間近に見ることができます。
そう、テレビのニュース等で大々的に報じられた、アレです。

↓アレ。すなわちコレ。
鰻展2
大発見、初公開の『天然ウナギの卵』。

え?なんだかよくわからない?もっとよく見たい?
でしたらば、ぜひ東京大学総合研究博物館へ足をお運びくださいまし。
「鰻 博覧会」展、2011年10月16日まで開催中(月曜休館)、入館無料。

これ見よがしの奇抜なデザイン、どこぞのエージェンシーが思いついたどうでもいいコピー、
饒舌すぎる過剰な演出、子供の遊び場と見まがうばかりの見せ物的展示空間…などナド…
そんなものはここにはありません。
あるのは、本物がもたらす『知』そのもの、なのであります。

しかし…素人目に見ても…ウナギってふしぎな魚ですねぇ…
見れば見るほど…これを魚と定義するのはどうなんだろう?なんて思えてきちゃいますが…
鰻展3
みなさんは…いかがですか…?



東京大学での講演会。

6月12日(日)のこと。
大急ぎのアニメのお仕事でひっくりかえり中の仕事部屋をちょっと抜け出し、お声をかけて
いただいた東京大学での講演会に足を運びまして。

いつもの本郷キャンパスではなく…
赤門110215
(つまり赤門のほうではなく…)

言問通りを挟んで向かい側にある弥生キャンパスのほうへ。
農正門
(つまり農正門のほうね…)

弥生講堂 一条ホールにて、東京大学総合研究博物館 教授の皆さんによる講演及び総合討論。
題して『大学博物館の可能性 -展示表現への挑戦-』。
講義110612a

博物館の可能性と未来についてのありがたいお話を拝聴。
たくさんの貴重な写真や映像をたっぷりと拝見。
しっかりメモをとって、勉強してまいりましたよ。

終了後、先生方にご挨拶しながら、さらに詳しくお話を聞かせていただく機会を得まして。
そのなかで、昆虫学者であられる先生が私の亡き父のことをご存知で、父が生前行っていた
蝶に関する研究について、有り難くもお褒めの言葉を頂戴しました。
感激!!!!。
父もきっと喜んでいることでしょう、草葉の陰で。


すばらしい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。
ワタシは、今をこうして生きていられることを深く幸せに感じております。


うぉし。がんばる。

今年のイグ・ノーベル賞

毎年、楽しませていただいているイグ・ノーベル賞の話題。
今年も明るい気分にさせてもらいました。

以下、読売新聞 10月1日(金)の記事から。

……………………………………………………………………………………………………………

【ワシントン=山田哲朗】
愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が30日、米マサチューセッツ州のハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らのチームが「交通計画賞」を受賞した。

中垣教授らは、粘菌に迷路を解かせる研究で2008年にも「認知科学賞」を受賞している。

ネバネバの粘菌の集合体はエサを求めて細長く伸びる。迷路のゴールにエサを置けば、粘菌は入り口から出口まで最短距離でつなぐほか、都市に当たる場所にエサを配置すると、粘菌はエサの間に鉄道網とそっくりの効率的なネットワークを形成する。

このほか「靴の外側に靴下をはけば凍結路での転倒頻度が低下する」研究が「物理学賞」、「従業員をランダムに昇進させると組織の効率が上がる数学的証明」が「経営賞」を受賞。メキシコ湾で原油流出事故を起こした英石油大手BPには「油と水は混じらないという古い定説を否定した」として「化学賞」が与えられた。

……………………………………………………………………………………………………………

なるほど~、相変わらずユーモアたっぷりですてきですなぁ。
しかもこの粘菌の研究は以前から注目していたので、なんだかわくわく、嬉しいのだ。

Très Bien!!。


…でもって問題発生。
このようなアカデミックな記事にのっけるに相応しい写真が何もない。

ならば、こんなモノをば…。
ポテチ1
↑…ってスナック菓子ですかい。ショコラ仕込みのポテトチップス…なにぃ?。

ポテチ+チョコって…どうなんだろ?と訝しく思いつつもひとくち、パリッ。
ポテチ2
んー…。
これを作ってみた勇気は賞賛されるとしても、イグ・ノーベル賞はもらえそうにありませんなぁ…ってぐらいユニークなお味ですわよん(ン?褒めてるのか、それとも…?)。

イヒッ。

プロフィール

喜多村 武

Author:喜多村 武
 映像Director、絵本作り、
 イラスト作画、アニメ制作、
 鉄道模型の設計などしている
 ”アトリエざんまい” な日々。
 最近は大学にて講義をさせて
 いただいたりも…。

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